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【2027年度版】医学部偏差値ランキング完全版|国公立・私立を一覧で比較

【2027年度版】医学部偏差値ランキング完全版|国公立・私立を一覧で比較

 

はじめに

医学部受験において、偏差値は現在の自分の学力と志望校との距離を測る上で非常に分かりやすい指標です。しかし、偏差値の数値だけで志望校を決めてしまうことには、大きなリスクがあります。

大学によって、共通テストと二次試験の配点比率、英語や数学の出題傾向、さらに面接・小論文の重みはそれぞれ大きく異なります。目先の数値に振り回されるのではなく、自分の得意・不得意や特性を正確に把握し、合格という最終目標から逆算して最適な入試方式を見極める力こそ、厳しい医学部受験を勝ち抜く鍵になります。

本記事では、2027年度入試に向けた国公立・私立医学部の偏差値ランキングを一覧で整理するとともに、偏差値だけでは見えてこない志望校選びの重要な判断軸について詳しく解説します。

【執筆・監修】 医学部受験の専門家 妻鹿潤
・16年以上1500名以上の指導実績あり
・個別指導塾の経営・運営でお子様の性質・学力を深く観る指導スタイル
・yahooやSmartNews、NewsPicksなどメディア向け記事も多数執筆・掲載中

【2027年度版】国公立・私立医学部の全大学偏差値一覧

全国の医学部は、国公立・私立を問わず、他学部のトップレベルに相当する非常に高い学力が求められます。
まずは、全体の難易度感と近年の傾向を把握するために、最新の偏差値と入試データを確認しましょう。

国公立大学医学部 偏差値・入試データ一覧(一般前期)

国公立大学の医学部は、共通テストで高得点を確保した上で、ハイレベルな二次試験を突破する必要があります。
東京大学や京都大学をはじめとする旧帝国大学は偏差値70を超える超難関であり、地方の国公立大学であっても偏差値65前後の高い水準に密集しています。
大学ごとの共通テストと個別試験の配点比率にも注目し、自分の得意科目が活かせる大学を見つけることが重要です。

【2027年度入試】国公立大学医学部医学科 偏差値・入試データ一覧(一般前期)
大学名 区分 河合塾
2次偏差値
2027年度予想
河合塾
共テ%
2027年度予想
駿台偏差値
2026年度実績
募集
人員
配点
共テ
配点
個別
B判定値
1000点換算
B判定値
傾斜配点
合格者平均
1000点換算
合格者平均
傾斜配点
実質倍率
2025年度
東京大学 国立 72.5 91 79 97 110 440 930 930 944 944 2.9
京都大学 国立 72.5 89 78 103 275 1000 925 254 924 254 2.6
大阪大学 国立 70 88 77 93 500 1500 900 450 904 452 2.6
東京科学大学 国立 70 88 77 69 180 360 905 163 924 166 3.3
九州大学 国立 67.5 87 73 105 475 700 885 420 906 431 2.3
名古屋大学 国立 67.5 87 73 86 950 1800 895 850 910 864 2.5
神戸大学 国立 67.5 87 72 93 380 480 895 340 891 339 2.7
横浜市立大学 公立 67.5 87 72 58 1000 1400 880 880 891 891 2.4
大阪公立大学 公立 67.5 86 72 75 675 900 875 590 894 603 2.2
千葉大学 国立 67.5 85 72 82 475 1000 875 415 891 423 2.6
東北大学 国立 67.5 85 73 78 550 2200 880 485 880 484 2.6
山梨大学 国立 67.5 72 90 1000 2300 880 880 875 875 2.7
筑波大学 国立 65 86 71 44 950 1400 875 830 879 835 2.5
北海道大学 国立 65 85 71 85 315 525 875 275 888 280 3.1
岡山大学 国立 65 85 72 95 550 1100 845 465 872 480 2.8
広島大学 国立 65 84 72 90 1000 1800 850 850 860 860 4.4
浜松医科大学 国立 65 83 69 69 475 700 830 395 848 403 3.3
京都府立医科大学 公立 65 82 72 93 500 600 850 425 875 437 2.6
名古屋市立大学 公立 65 82 71 60 600 1200 850 510 859 516 2.4
金沢大学 国立 65 82 71 79 950 2100 825 785 845 802 2.4
新潟大学 国立 65 82 69 80 800 1200 840 670 854 684 3
岐阜大学 国立 65 82 71 55 950 1200 820 780 848 806 2.2
三重大学 国立 65 81 69 70 650 700 840 545 855 556 2.8
長崎大学 国立 65 81 71 66 465 890 830 385 840 391 4.3
滋賀医科大学 国立 65 81 69 55 650 600 830 540 852 554 3.7
信州大学 国立 62.5 81 69 85 500 600 850 425 865 432 2.5
山形大学 国立 62.5 65 65 950 700 815 775 847 805 4.5
群馬大学 国立 62.5 64 65 475 450 830 395 844 401 2.4
福島県立医科大学 公立 62.5 67 45 700 660 800 560 829 580 2
秋田大学 国立 62.5 64 45 600 400 800 480 831 498 3.6
弘前大学 国立 62.5 64 50 1050 900 810 850 770 809 7.5
旭川医科大学 国立 62.5 63 48 570 350 805 460 802 457 2.9
札幌医科大学 公立 62.5 69 20 750 800 835 625 852 639 3.3
富山大学 国立 62.5 66 68 1000 700 820 820 832 832 4
福井大学 国立 62.5 66 55 1000 700 810 810 806 806 3.1
和歌山県立医科大学 公立 62.5 69 64 600 700 825 495 845 507 3
鳥取大学 国立 62.5 65 53 920 700 810 745 842 775 3.8
島根大学 国立 62.5 64 55 930 720 810 755 813 756 4.5
山口大学 国立 62.5 64 55 950 600 810 770 844 802 2.9
徳島大学 国立 62.5 64 61 900 400 840 755 859 773 2.4
香川大学 国立 62.5 68 67 700 700 820 575 821 575 3.3
愛媛大学 国立 62.5 71 55 500 700 800 400 816 408 4.5
高知大学 国立 62.5 68 54 950 1000 805 765 813 772 3.8
佐賀大学 国立 62.5 66 51 640 300 815 520 855 547 3.3
大分大学 国立 62.5 69 55 500 550 800 400 824 412 2.2
宮崎大学 国立 62.5 66 45 1000 600 820 820 837 837 4.2
鹿児島大学 国立 62.5 69 69 925 920 820 760 837 774 4.2
琉球大学 国立 62.5 66 70 1000 800 800 800 843 843 4.1
熊本大学 国立 62.5 71 86 500 800 840 420 856 428 3.5
奈良県立医科大学 公立 85

私立大学医学部 偏差値ランキング(一般入試)

私立大学の医学部は、大学ごとに試験問題のクセが強く、出題傾向との相性が合否を大きく左右します。
上位校は国公立トップレベルに匹敵する難易度を誇る一方で、近年は学費の値下げなどに伴い中堅校・新設校も軒並み難化しており、偏差値60代前半〜半ばがボーダーラインとなっています。
帝京大学や東海大学のように「3科目入試」を採用している大学もあり、得意科目を絞った戦略的な受験も可能です。

【2027年度入試】国公立大学医学部医学科 偏差値・入試データ一覧(一般前期)
順位 大学名 河合塾
2次偏差値
2027年度予想
駿台偏差値
2026年度入試実績
※A判定
備考
1 慶應義塾大学 72.5 77
2 順天堂大学 70 70
3 東京慈恵会医科大学 70 70
4 日本医科大学 70 70
5 自治医科大学 67.5 67 都道府県推薦制あり
6 昭和大学 67.5 68
7 国際医療福祉大学 67.5 67
8 東京医科大学 67.5 66
9 関西医科大学 67.5 66
10 大阪医科薬科大学 67.5 66
11 東邦大学 67.5 65
12 東北医科薬科大学 67.5 65
13 杏林大学 65 64
14 帝京大学 65 63 3科目入試
15 東海大学 65 63 3科目入試
16 日本大学 65 63
17 近畿大学 65 63
18 愛知医科大学 65 62
19 藤田医科大学 65 62
20 産業医科大学 65 62
21 北里大学 62.5 61
22 獨協医科大学 62.5 60
23 埼玉医科大学 62.5 59
24 金沢医科大学 62.5 58
25 兵庫医科大学 62.5 58
26 久留米大学 62.5 58
27 福岡大学 62.5 57
28 岩手医科大学 62.5 57
29 聖マリアンナ医科大学 60 56
30 東京女子医科大学 60 55
31 川崎医科大学 60 50

※河合塾の偏差値は、Kei-Net「入試難易予想ランキング表」2027年度版、2026年5月時点予想に基づく合格可能性50%ラインです。
※駿台偏差値は、駿台全国模試「大学別合格目標ライン」2026年度入試向け、2025年9月第2回模試ベースのA判定ライン、合格可能性80%の数値です。
※入試方式・募集人員・科目数・配点・地域枠の有無などによって、実際の受験難易度は変わります。必ず各大学の最新の募集要項もご確認ください。
※【注意】河合塾は合格可能性50%、駿台は80%(A判定)が基準のため数値差が生じます。予備校間の直接比較は不可。
※【注意】駿台偏差値は2026年度入試向けの参考値です。2027年度予想値は今秋公開予定のため、駿台公式サイト(sundai.ac.jp)でご確認ください。

近年の医学部入試における偏差値推移

国の方針による定員変動や、大学入学共通テストの難易度変化などの影響を受け、医学部のボーダーラインは年によって変動しやすい状況にあります。
とくに、地方の医師不足を解消する目的で設けられている「地域枠」の導入は多くの大学で拡大傾向にあり、一般枠と比較すると合格最低点や偏差値の目安がやや下がる傾向も見られます。
しかし、いくら偏差値のボーダーが下がったとしても、大学の求める学力や人物評価の基準に達していなければ合格することはできません。
数値の変動に一喜一憂するのではなく、確固たる基礎学力を身につける着実な努力が求められます。

偏差値帯別の難易度マップと受験層の特徴

偏差値帯別の難易度マップと受験層の特徴
医学部入試は、偏差値帯によって求められる学習の質やライバルとなる受験層が大きく異なります。
ここでは、医学部を3つの偏差値帯に分類し、それぞれの特徴と対策の方向性を解説します。

超難関校(偏差値70以上)

東京大学・京都大学・大阪大学をはじめとする上位国立大学医学部や、慶應義塾大学、東京慈恵会医科大学、順天堂大学、日本医科大学などの私立トップ校が該当します。
この層の受験生は、単に基礎知識が完璧であるだけでなく、初見の難問や複雑な思考を要する問題に対しても論理的にアプローチできる高度な思考力が求められます。
わずかなミスが合否を左右するため、圧倒的な演習量に加え、自分のミスの原因を深く分析し改善し続ける力が不可欠です。

難関校(偏差値65〜69)

横浜市立大学や大阪公立大学、北海道大学、筑波大学などの国公立大学医学部や、国際医療福祉大学、昭和大学などの上位〜中堅私立大学がここに含まれます。
この偏差値帯では、誰も解けないような難問を解くことよりも、「標準的な問題をいかに速く正確に処理できるか」が合否を明確に分けます。
ライバルの多くは基礎が盤石な受験生であるため、本番での時間配分の戦略や、自分の得意・不得意科目のバランスを最適化する戦略が非常に重要になります。

標準校(偏差値60〜64)

主に偏差値60〜64に分布する多くの私立大学医学部や、一部の地域枠入試などが該当します。
「医学部の中では入りやすい」と表現されることもありますが、他学部と比較すれば依然として最難関レベルの狭き門です。
基礎事項の徹底した反復はもちろん、帝京大学や東海大学のように理科1科目で受験できる「3科目入試」など、各大学の特殊な出題傾向に合わせた緻密な対策が必要です。

現状を客観視しギャップを埋める「課題発見力」

どの偏差値帯を目指すにしても共通して言えることですが、現在の自分の実力と目標ラインとの差を正確に把握することが合格への第一歩です。
模試の判定や偏差値という結果だけを見て一喜一憂するのではなく、「数学の数列分野で失点している」「英語の長文読解に時間がかかりすぎている」といったように、どの科目のどの単元で点数を落としているのか、なぜ間違えたのかを冷静に分析し、次の一手につなげる課題発見力が求められます。
自分の弱点から目を逸らさず、着実に課題を克服していく姿勢こそが、医学部合格を手繰り寄せる原動力になります。

偏差値だけで志望校を決めていませんか

医学部受験では、偏差値だけでなく、得意科目・配点・出題傾向との相性まで見て志望校を選ぶことが大切です。

MEDICAL DIGでは、現在の学力や特性を整理しながら、お子さまに合った受験戦略を一緒に考えています。

偏差値以外の重要な判断軸(共テボーダー・実質倍率・面接重視度)

医学部の志望校を選ぶ際、偏差値は確かに重要な指標ですが、それだけで決めてしまうのは危険です。
ここでは、偏差値表からは見えてこない、合否を左右する3つの重要な判断軸について解説します。

① 共通テストボーダー(目標得点率)

国公立大学や、私立大学の共通テスト利用方式を受験する場合、共通テストの得点率(ボーダーライン)が極めて重要な基準となります。
例えば、国公立大学の多くはボーダーラインが80%〜85%前後に集中していますが、大学によって共通テストと個別(二次)試験の配点比率は大きく異なります。
第1章の表でも示した通り、共通テストの配点が高い大学(例:奈良県立医科大学や徳島大学など)では共通テストの点数が合否に直結しますが、個別試験の配点が高い大学(例:東北大学や名古屋大学など)では、共通テストで多少失敗しても個別試験で逆転できる可能性があります。
自分の得点傾向に合った配点の大学を選ぶ戦略が不可欠です。

② 実質倍率(実際の合格難易度)

表面上の「志願倍率」に惑わされず、実質倍率(受験者数÷合格者数)を確認することも重要です。
私立大学の医学部は併願が可能であるため、志願者数が数千人に上り、志願倍率が数十倍になることも珍しくありません。
しかし、成績上位層は複数の大学に合格して辞退するため、大学側は定員よりも多くの合格者(繰り上げ合格含む)を出します。
そのため、実質倍率を計算すると多くの場合、5倍〜10倍程度に落ち着く傾向があります。
最新の入試データから実質倍率を読み解くことで、より正確な合格難易度を把握できます。

③ 面接・小論文の重視度

医学部入試において、医師としての適性を測るため、面接はすべての大学で、小論文は多くの大学で実施されています。
しかし、その重視度や配点は大学によって大きく異なります
面接を点数化して大きく評価する大学もあれば、段階評価で足切りのみに使う大学もあります。
また、グループ討論やMMI(Multiple Mini Interview)など、特殊な面接形式を採用している大学も存在します。

学力試験だけでなく、コミュニケーション能力や医療倫理への関心といった資質が自分に備わっているか、そして志望校の形式と相性が良いかを見極める必要があります。
各大学の詳しい入試情報や配点、面接の形式などを確認する際は、本サイトの個別大学情報もぜひ参考にしてください。
例えば、近畿大学医学部についての詳細は以下の記事で解説しています。

後悔しない医学部志望校決定までのフロー

偏差値やその他の判断軸を踏まえた上で、実際にどのように志望校を絞り込んでいけばよいのか、具体的な4つのステップを解説します。

ステップ1:現状の学力と特性の分析

まずは模試の結果などから、現在の自分の偏差値(立ち位置)を客観的に把握します。
同時に、自分の得意科目や苦手科目、記述式とマーク式のどちらが得意かといった「学習特性」を自己分析しましょう。
自己分析を終えたら、次のステップで具体的な大学をリストアップしていきます。

ステップ2:偏差値帯から候補をリストアップ

ステップ1で把握した学力をベースに、第1章の偏差値一覧を参考にしながら、現時点の自分の偏差値から±5程度の範囲にある大学を幅広くリストアップします。
最初から1校に絞るのではなく、国公立・私立問わず複数校を候補に挙げるのがポイントです。
ここで挙げた候補校を、次のステップでさらに絞り込んでいきます。

ステップ3:入試科目・配点・問題傾向との相性確認

リストアップした大学について、共通テストと二次試験の配点比率や、過去問の出題傾向を確認します。
自分の得意科目の配点が高い大学や、問題との相性が良い大学へと候補を絞り込んでいきます。
学力面での相性を確認できたら、最後のステップで条件面の確認を行います。

ステップ4:学費や地域枠等の条件確認

私立大学の場合は、6年間の学費総額(私立は概ね1,850万〜4,740万円)が家庭の予算内におさまるか、あるいは各種奨学金や特待生制度が利用できるかを確認します(※学費は毎年変動するため、詳細は各大学の最新募集要項をご確認ください)。
また、将来その地域で働く覚悟がある場合は、地域枠の利用も現実的な選択肢として検討し、最終的な志望校を決定します。

情報に振り回されることなく、このステップを自分のペースで着実に進めることで、自分にとって本当に最適な大学を見つけ出すことができます。
医学部受験のスケジュールや志望校選びのより詳しいポイントについては、以下の記事も参考にしてください。

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国公立・私立・地域枠・推薦入試など、医学部受験には多くの選択肢があります。

どの大学を目指すべきか迷っている場合は、学力だけでなく、配点や問題傾向、学費面も含めて一度整理してみませんか。

まとめ|最適な志望校選びと戦略設計ならMEDICAL DIGへ

偏差値は志望校を選ぶための重要な目安ですが、最終的な医学部合格は自分に最も合った大学をいかに見つけ出し、そこへ向けた精緻な計画を実行できるかにかかっています。
MEDICAL DIGでは、専任のプロ講師が100項目を超える独自の「非認知能力診断」を活用し、生徒一人ひとりの学習特性や思考のクセを客観的に分析します。
その結果と最新の入試データとを掛け合わせることで、偏差値データだけでは見えてこない最適な志望校選定から、日々の学習計画の策定、各大学のアドミッション・ポリシーを踏まえた面接・小論文対策までをトータルでサポートいたします。

自分に合った志望校が見つからずお困りの方や、2027年度入試に向けて確実な併願戦略を立てたいとお考えの方は、ぜひ一度MEDICAL DIGの無料相談をご利用ください。
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