医学部進学を目指す場合、本格的な勉強はいつから始めるべきでしょうか?
高校1年生のときから受験を見据えて勉強を始める方もいれば、3年生の部活引退後に本格的な受験勉強を始める、という方もいらっしゃいます。
もちろん、受験勉強を始めるタイミングは早いに越したことがありませんし、開業医の子息の方などは、もしかしたら小学生の頃から医学部受験を見据えた勉強をしているかもしれません。
ですが、勉強を始めたタイミングが早いからといって必ずしも合格するとは限らないのが受験です。
3年生の部活引退後に受験勉強を始めた人でも現役で志望校に合格した人はたくさんいます。(MEDICAL DIGの講師の中にも、高3から本格的な受験勉強をスタートし現役合格した者がいます)
医学部受験で大切なのは、「基礎固め」と「効率化」の2つです。
この2つがしっかりとできていれば、たとえ受験勉強を始めるタイミングが遅かったとしても、志望校に合格することは十分可能です。
実は、「医学部に合格するには何時間勉強すれば良いのか?」という問いに答えはありません。
受験勉強は量よりも質の方が圧倒的に重要です。
この記事では、現役医学部生たちの経験を元に、受験勉強の質を高めるためのポイントを徹底的に解説していきますので、今から医学部受験を目指す方はぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
- 高2までは基礎を徹底的に固めよう!
- 得意と苦手を把握し、効率的に合格圏内を狙おう!
- 部活動と受験勉強を両立させる方法とは?
医学部受験の専門家
妻鹿潤
・個別指導塾の経営・運営でお子様の性質・学力を深く観る指導スタイル
・yahooやSmartNews、Newspicksなどメディア向け記事も多数執筆・掲載中
▼目次
医学部受験で大切なこと①基礎固め
医学部受験で最も大切なことの一つが「基礎固め」です。
以下では、基礎固めが大切である理由と具体的な方法について解説していきます。
医学部受験で「基礎固め」が大切な理由
医学部入試は非常に難易度が高く、特別な問題が出されるというイメージを持っている方も多いと思います。
ですが、実は医学部受験といっても、教科書に載っていない内容を出題する大学は、一部の私立大学を除いてほとんどありません。
どんな難関校であっても根本にあるのは教科書の知識であり、教科書の知識をいかに応用するかを問われる問題がほとんどです。
では、応用力を身に付けるにはどうすれば良いのでしょうか?
答えは、「しっかりと基礎を身に付けること」です。
志望校でレベルの高い応用問題がたくさん出題されるからといって、いきなり応用問題を解こうとしても手も足も出ません。
まずは教科書の知識を本質からしっかり理解し、基礎問題→標準問題→応用問題→ハイレベル問題へとステップアップすることが、当たり前ですが大切です。
受験生の方でよくあるパターンが、「早くハイレベル問題に手を付けなければ!」と焦ってしまい、基礎が中途半端なまま難しい問題に挑んでしまうケースです。
本質を理解せずパターンとして丸暗記しているようでは、応用力は身に付かず、「難しい問題に歯が立たない」「解説を読んでも意味が分からない」という事態に陥ってしまいます。
特に数学の微分・積分や国語の評論文といった抽象的な概念を扱う分野は要注意です。取っつきづらい上に何となくわかった気になってしまうケースも多いため、それぞれの概念について本質的に理解することを意識しましょう。
本質的に理解できているかどうかをチェックするには、「自分の言葉で、全く知識のない人に説明してみる」というのが最も効果的です。
相手が中学生だと想定して、微分や積分の概念を説明してみてください。
上手く伝わりそうでしょうか?
何となくでごまかしてしまう部分はありませんか?
物事の本質を理解するということは、受験だけでなく人生のあらゆる場面で必要になる力です。
「難しい問題を解けるようになる」のを目標設定とするのではなく、「本質を理解し、応用力を身に付ける」ことを目標として設定し、ぜひ意識的に取り組んでいただきたいと思います。
基礎固めのために高1からやっておくべきこと
高校1年生では、数学IAや化学基礎など、受験では直接使わない教科の授業が多くなります。
ですが、受験で使わないからといって、これらの教科を疎かにしてはいけません。
数学に関しては、多くの大学の二次試験で数IA~IIIまでの複合問題が出題されます。
もちろん、数IAの内容が定着していないと解くことはできませんので、授業をしっかりと聞いて、定期テストでも得点しておきましょう。(定期テストのレベルによりますが、理系科目については基本的には満点を目指しましょう。)
化学基礎についても、2年生以降で履修する化学の内容の予習だと思って取り組みましょう。
学校によっては、建前上は「化学基礎」としていても授業の内容自体は「化学」となっているケースもあります。いずれにせよ、受験で使わないからと手を抜くのではなく、受験に関係するものと捉えてしっかりと取り組みましょう。
また、部活で忙しく、定期テストで満点が取れない場合でも、少なくとも標準問題は解けるようにしておきましょう。
標準問題は絶対に授業の中で扱われますし、「一度解いたことのある問題を落とさない」のは医学部受験にチャレンジするのであれば最低限必要なレベルです。
忙しくて時間が無いからこそ、授業にしっかりと集中し、「授業時間内で標準問題が解けるレベルまで必ず到達する」という気概を持ちましょう。
家に帰ってやればいいや・・・と授業に集中しないのは、時間が非常にもったいないですし、学習効率も非常に悪くなります。
↓
睡眠不足で授業に集中できない
↓
家や塾で取り返そうとして夜遅くまで勉強する
↓
睡眠不足
という悪循環に陥っている生徒さんはよく見かけます。
睡眠不足は思考力や記憶力を大幅に低下させますので、標準レベルの内容は学校の授業で完璧にして、家では睡眠時間をしっかり確保することを優先しましょう。
医学部受験で大切なこと②効率化
医学部受験で大切なポイントの2つ目が「効率化」です。
解ける問題を何度も繰り返し解いていても学力は伸びませんし、合否に差のつかない超高難易度問題で何時間も悩んでいても時間の無駄です。
合格に近づくためには効率良く学習を進めることが非常に重要ですので、以下で詳しく解説していきます。
得点の過不足を分析する
得意な数学を伸ばした方が良いのか、それとも苦手な国語をカバーした方が良いのか・・・これは理系の生徒さんに非常に多い悩みですが、志望校の出題傾向と今の自分の位置を確認し、受験のプロ(学校の進路の先生やベテランの塾講師・家庭教師)の意見を踏まえて作戦を練りましょう。
「文系科目で周りと差を付ける」という作戦の場合でも、英語なのか国語なのか、英語でも英単語なのか読解なのかで取り組むべき勉強の内容は全く違うものになります。現在の得意/不得意を分析するだけでなく、自分の“頑張り方のパターン”も知っておきましょう。
例えば、1日10分ずつ単語帳を覚えていくのが得意な“コツコツ型”の人や、たくさんの問題を解くことで解法をマスターする“パターン型”の人、一つの問題を徹底的にやり込むことで定着する“こだわり型”の人など、人にはそれぞれ得意な頑張り方があります。
合格に向けて戦略を練る際には、どの頑張り方が自分に向いているのかも含めて分析すると良いでしょう。
時間が無限にあるのであれば、手当たり次第に、網羅的に勉強する形で構いませんが、限られた時間の中で合格圏内の点数を取るためには一定の戦略が必須です。
- 何が足りていないか
- 何を伸ばせそうか
の2点に注目し、効率的に学習を進めていきましょう。
単語帳の使い方
単語帳の使い方にもコツがあります。
既に覚えて定着している単語を眺めていても意味がありません。
覚えにくい単語や間違えやすい単語に絞って暗記し、ミスを減らしていくことがポイントです。
おすすめは○△×法で、その単語の定着レベルを○△×で振り分け、レベルに応じて繰り返し復習していく方法です。
- 3日間で覚えるべき単語をリストアップする
- 3日間かけて暗記し、テストする
- 完璧に覚えた単語を○、不安な単語を△、間違えた単語を×に分ける
- 次の3日間で覚える単語と、前回△と×だった単語をリストアップする
- 3日間かけて暗記し、テストする
- 完璧に覚えた単語を○、不安な単語を△、間違えた単語を×に分ける
(以下、繰り返し。1週間~1か月ごとに復習テストができるとなお良い)
○△×法では、覚えづらい単語ほど目にする機会が増えるため、結果としてどの単語も満遍なく暗記することができます。
また、復習テストを行うことでさらに記憶の定着が促進されます。
「単語帳の使い方がわからない」という方は意外と多く、眺めているだけで頭に入らないという話もよく聞きます。
小テストなどを上手く活用し、記憶の定着を図りましょう。
また、テストで間違えた単語や、読解でわからなかった単語をリストアップして自分オリジナルの単語帳を作るという方法もオススメです。
○△×法と組み合わせながら取り組むと良いでしょう。
問題集の使い方
問題集を何冊も買う人もいますが、たくさんの問題集に手を付けるよりも、1冊の問題集を完璧に解けるようにする方がオススメです。
学校で使っている問題集が基礎から応用までカバーできているものであれば、まずはその問題集を完璧に解けるようにしましょう。
特に高2までの基礎固めを重視する期間においては、やみくもに高難易度の問題集に手を出すよりも、標準レベルの問題を確実に解けるようになることの方が重要です。
また、問題集を繰り返し解く場合には、
- パターンの丸暗記にならないこと
- 苦手な問題を中心に解くこと
を意識しましょう。
「1.パターンの丸暗記にならないこと」については、「1-1.医学部受験で『基礎固め』が大切な理由」で解説したとおり、概念を本質的に理解することを意識し、クラスメイトの前でその問題を解説できるレベルになることを目指しましょう。
「2.苦手な問題を中心に解くこと」については、「2-2.単語帳の使い方」で紹介した○△×法なども活用しながら、苦手をカバーしていく意識を持ちましょう。
授業の先取りはした方が良い?
医学部受験を目指す場合、高3の夏までには全教科・全範囲を終えることが目標です。
公立でも進学校の場合は夏までに全範囲の履修が完了する学校もありますので、先生に授業の進度を確認しておくと良いでしょう。
夏までに範囲が終わらない教科がある場合は、自主的に先取りしておくことをおすすめします。
秋には授業でも取り扱われますので、先取りする場合は、
↓
問題集で基礎~標準問題を解く
↓
解けそうなら応用問題にもチャレンジ
といった程度で構いません。
独学で先取りが難しいと感じる場合は時間をかけ過ぎず、授業で取り扱われるのを待つか、先生に個別で教えてもらうようにしましょう。
医学部受験に挑戦する方には、数学が得意な理系の生徒さんが多いかと思います。数学な得意な生徒さんの場合は、授業の進度は気にせずどんどん先取りを進めましょう。王道の青チャートを周回すればOKです。
特に数学の場合は、早めに公式に触れ、問題量をこなすことが大切です。応用問題まで行けなくても、青チャートの基本レベル(コンパス1~2個程度)は授業に先立って解ける状態になれるとベストです。
また、「数IIIは難しいかな…」と物おじせず、かなり先の範囲でもとにかく目を通し、手を付けてみましょう。
手も足も出ないほど難しく感じるのであれば、諦めて基礎固めか別の教科の先取りに取り組めばOKです。「少し解説してもらえればわかりそう!」というレベルであれば、学校の先生や塾講師・家庭教師に教えてもらいながら進めると良いでしょう。
勉強の習慣をつけるコツ
勉強をしよう、と漠然と思っているだけでは行動につながりません。
勉強を習慣化するためには、具体的な行動を決めるようにしましょう。
例えば、「夕食の後に勉強する」といったようなざっくりとしたものではなく、「夕食の後は勉強机に座り、青チャートを開く」までを具体的なルーティンとして決めてしまいます。
人間の心理として、“一度始めた行動は継続したくなる”というものがあるため、問題集を開くところまでをルーティンにすることで、自然と勉強を始められるようになります。
「電車の中では単語を覚える」というものも同様に、「単語を覚える」という抽象的なものではなく、「カバンから単語帳を取り出して開く」という具体的な行動をルーティンにしましょう。
「勉強をしよう」という気持ちではなく、「単語帳を開く」という身体の動きが行動を先導するイメージです。
私たちは自分の行動を心でコントロールしているように思いがちですが、実際には身体の動きが行動をコントロールしている場面がたくさんあります。勉強に対するやる気が起きないときは、「参考書を開いてみる」など、とにかく何かしら動くことでスイッチが入ることも多いため、ぜひ実践していただきたいと思います。
スキマ時間を活用する
数学や国語の読解などは、じっくり腰を据えて取り組む必要がある一方、英語の勉強の場合は教科書の読み上げ音声をスマホに入れて歩きながら聞くなど、ある程度の「ながら勉強」が可能です。
英語は文法と言えども語学ですので、本質的には丸暗記が最強です。
「英語を喋れるようになる一番の方法は、英語しか使えない環境に身を置くこと」という話を聞いたことがある方も多いかもしれませんが、受験英語の場合も同様に、とにかく英語に触れることは意外と効果があります。
例えば、語順を並び替える問題でも、例文が頭の中に入っていれば、文法を考えるまでも無く解けるはずです。文法がどうしても苦手な場合は、文章を丸ごとリズムで覚えてしまうという手もありますので、自分に合った方法を探してみると良いでしょう。
英語のほかにも、古文単語や漢文の句形などの暗記物は、自分で録音したものを歩きながら聞くなどの勉強法が可能です。目で見た方が覚えやすいのか、耳で聞いた方が覚えやすいのか、書いた方が覚えやすいのか、自分の得意な覚え方を早めに見つけておくと良いでしょう。
また、暗記物はこまめに思い出すことも大切です。
エビングハウスの忘却曲線が有名ですが、人間の記憶は、定期的に思い出すことによって定着することがわかっています。ですので、1週間/1か月/3か月など、一定の間隔で復習することを心掛けましょう。(参考:忘却曲線 – Wikipedia)
【医学部受験】このままで合格できるか心配な方へ|簡単合格率チェック
医学部を目指す受験生や保護者さまの中には、「このまま勉強していて、合格できるのだろうか…?」と不安を感じている方もいらっしゃると思います。
今の自分の勉強方法が合っているのか、このままのペースで勉強を続けていいのか知りたい方は、ぜひ以下の「今から簡単!合格可能性チェックリスト」をお試しください。
- 参考書や問題集選びに時間を掛け過ぎてしまう
- 「問題集を2周する」など問題を解くことが目的になっている
- 1日の勉強時間が平均6時間未満である
- 1日にスマホを1時間以上触っている
- 「基礎から固めるのが大切」というが、具体的にどうすれば良いのか分からない
- 時間を掛けて勉強しているのに点数が伸びない
- 受験までの残り時間から逆算して計画を立てることができていない
- 今の自分に合った問題がどんなものか分からない
- 志望校の問題の難易度がどれくらいか分からない
- 自分が苦手な科目や単元が分からない
- 0項目
- 順調に受験勉強が進められています!このままのペースで頑張りましょう。
- 1~2項目
- 良いペースですが、もう少し勉強の効率を上げることができそうです。
- 3~5項目以上
- 改善の余地がかなりあります。まずは1日のスケジュールから見直しましょう。
- 6項目以上
- かなり合格の可能性は低いです。本当に医学部に進学したいのか、今一度じっくり考えましょう。
チェックリストで3項目以上に当てはまった人は、まだまだ勉強に取り組む姿勢に改善の余地があると考えられます。
また、それぞれのチェック項目からは、「今の自分に不足している力」を見つけることができます。
例えば、チェック項目①や②に当てはまる人は、「目的思考力」が不足していると考えられます。
「①参考書や問題集選びに時間を掛け過ぎてしまう」については、本来は良い参考書や問題集を選ぶことは目的ではなく、そこに載っている問題を解くことが目的であるにも関わらず、「参考書や問題集を選ぶ」という目的以外の行動に時間を費やしてしまっています。
また、「②『問題集を2周する』など問題を解くことが目的になっている」についても、本来は問題を解けるようになることが目的であり、問題集を2周することは手段に過ぎないにもかかわらず、目的と手段が逆転してしまっています。
①や②に当てはまる人は、目的から考えて行動する力、すなわち「目的思考力」が不足していると考えられます。
この「目的思考力」は医学部受験において非常に大切です。
というのも、“合格するために今何をすべきか”を考え行動することが、効率よく学習を進めることにつながります。
やみくもに問題を解くのではなく、「なぜこの問題を解くのか」という目的意識を持つことで、漫然とただ問題量をこなすという勉強方法から一段ステップアップすることができます。
さらに、「目的思考力」は個々の問題を解く際にも重要です。
問題文を読んだときに、「この問題で問われていることは何か」「問題作成者の意図は何か」というように、その問題の“目的”が考えられるようになると、解法の糸口も見つけやすくなります。
ですので、「目的思考力」は勉強の効率を上げるためにも、そして医学部受験で出題されるような高難易度の問題を解くためにも、非常に重要な力であると言えます。
他にも、チェック項目③④に当てはまる人は、「やり抜く力」が不足していると考えられます。
「やり抜く力」とは、自分でルールを決め、そのルールに則って行動する能力のことです。
受験においては、「毎日○時間勉強する」のようにコツコツと努力を積み重ねることが非常に大切です。
やり抜く力が不足していると、ついついダラダラしてしまったり、「今日くらいサボってもいいや」と課題を後回しにしたりしてしまいます。
そのため、勉強の量が不足することが多く、思ったように学力が伸びていきません。
やり抜く力が不足していると感じる人は、勉強に対する姿勢を今一度見直し、自分を律しながら受験勉強に挑むようにしましょう。
「毎日勉強を頑張りたいのに、ついついサボってしまう」
といった方は、「目的思考力」や「やり抜く力」などの“非認知能力”に課題があるのかもしれません。
非認知能力とは、学力や知能指数のようにテストで測ることのできない能力のことで、学力の向上にも大きな影響を与えるものとして、近年注目されています。(参考:平成30年度埼玉県学力・学習状況調査データ活用事業における分析結果概要(統計分析) (saitama.lg.jp))
上述のチェックリストでは、①②や③④以外の項目も、それぞれ「客観的思考力」「計画力」などの非認知能力に対応しており、MEDICAL DIGの非認知能力診断を受けていただくことで、ご自身の非認知能力の強みと課題をさらに詳しく分析することができます。
まずは無料相談で現在のお悩みや課題を詳しくお伺いし、その際に併せて「非認知能力診断(30分程度)」を実施します(非認知能力診断も無料で実施させていただきます)。
そして、生徒さまの非認知能力の強みと課題を分析し、より詳細なデータを元に進路指導や授業内容の検討、カリキュラム作成などを行ってまいります。
色々な塾や予備校を試したのに学力が伸びなかった方や、たくさん勉強しているのにテストの点数が上がらないといった「伸び悩み」の問題を抱えている方は、ぜひ一度非認知能力に特化したMEDICAL DIGのサービスをお試しください。
0から医学部受験を目指す方法のまとめ
この記事では、これから医学部受験を目指す方に向けて、勉強のコツや押さえるべき点について詳しく説明してきました。
改めてポイントをまとめると、以下のとおりです。
- 医学部受験の勉強は、量より質が大事
- 医学部受験を目指すなら、まずは「基礎固め」を優先する
- 志望校と自分の特性をしっかり分析し、効率良く勉強を進めることがポイント
- 数学はどんどん先取りすべし
- どの教科も高3の夏までには全範囲を終わらせる
- 効率の良い勉強法の例:○△×法、スキマ時間の活用、ながら勉強
- 勉強の習慣化のためには、「まず行動する」ことが大切
医学部受験では、中学校から医学部を目指して勉強してきた人も、浪人生も、そして現役生も同じ土俵で戦います。
高3まで部活を頑張ってきた現役生は、確かに勉強時間の面では不利ですが、高1の頃から着実に基礎を固めるとともに、効率的に学習を進めることで、時間面での不利を覆すことは十分に可能です。
また、効率的に勉強を進めるためには、自分自身の得意/不得意や性質を徹底的に分析し、志望校の相性も踏まえながら戦略を練ることが必要です。
これには医学部受験についての確かな経験則が必要になりますので、学校の進路指導の先生や塾の先生、家庭教師などとしっかり相談しながら検討していきましょう。
MEDICAL DIGでは、厳しい受験を乗り越えた現役医学部生の精鋭たちが、自身の経験を踏まえながら、一人一人の特性に応じた受験サポートを行っています。
学習指導だけでなく、モチベーション維持やメンタルケアなど、医学部受験をあらゆる面からサポートしますので、医学部受験にチャレンジしたいとお考えの方はぜひ一度お問い合わせください。
志望校への合格を目指し、一緒に頑張りましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。