最難関である京都大学医学部を目指す方の中には、残念ながら現役時代には合格に至らず、浪人しながら合格を目指している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
少し前には、いくつかの私立大学医学部で浪人生や女子が不利になるような入試を行っていた事案がメディアを賑わせたこともあり、浪人で医学部を目指すことについて不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。
そこでこの記事では、京都大学医学部の入試において浪人生や女性が不利になることはあるのか、データを元に検証していきます。
併せて、浪人で難関大学を目指す際のポイントについても解説していきますので、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
医学部受験の専門家
妻鹿潤
・個別指導塾の経営・運営でお子様の性質・学力を深く観る指導スタイル
・yahooやSmartNews、Newspicksなどメディア向け記事も多数執筆・掲載中
▼目次
京都大学医学部の受験において浪人生は不利なのか
一浪までなら減点されないが、二浪・三浪と浪人年数が重なるごとに面接で減点されてしまう――
このような話を耳にしたことがある方もいるかもしれませんが、これらはあくまで噂レベルの話であり、何かしらの裏付けがあるものではありませんでした。
ところが、2018年に東京医科大学における不正入試(裏口入学)が発覚したことをきっかけに、複数の私立大学医学部で女子や浪人生を不利に扱ったり、特定の受験生を優遇したりといった不正入試が行われていることが明らかになりました。(参考:2018年に発覚した医学部不正入試問題 – Wikipedia)
このとき、文部科学省は全国81大学に対し入試制度に関する一斉調査を実施しており、京都大学医学部も調査の対象となりました。
以下は、当該調査における京都大学医学部の調査結果の一部です。(出典:医学部医学科の入学者選抜における公正確保等に係る緊急調査の結果速報について (mext.go.jp
この調査結果からは、男女の合格率の偏りはほとんど無く、20歳以上の合格率はやや低くなっているものの、入試における点数操作によるものではないことが明らかになっています。
20歳以上の女子の合格率は0%となっていますが、そもそも二浪以上で受験する女子の人数が極端に少なく、これは女子の受験生を取り巻く環境やバイアス(早く進路を決めるべき/難関校を目指す必要はない/医師にこだわらなくても良い)も関係していると考えられます。
女子の学歴や理系志望に関しては社会的に大きな問題を孕んでおり、別の視点からも考察していく必要があるでしょう。(参考:「女の子なんだから、文系に進むのが普通」今も学校で行われているジェンダー不平等な進路指導の実態 | キャリコネニュース (careerconnection.jp))
京都大学医学部の志願状況の大きな特徴は、志願者数に占める一浪以下の割合が非常に大きいことです。
平成30年度の現役率は57%(188/330人)となっており、一浪生までを含めると80%(265/330人)に上ります。
このことから、多くの京都大学医学部受験生は「一浪までに勝負を決める」という傾向にあることがわかります。
合格率を見るとその傾向はより分かりやすく現れます。
平成30年度の合格者109名のうち、18歳以下は64名、19歳は36名の計100名となっており、20歳以上(二浪以上)で合格した人はたった9名しかいません。
すなわち、合格者の90%以上が一浪以下であり、多浪生にとっては非常に厳しい状況であることがわかります。
とはいえ先ほども述べた通り、京都大学医学部は、多浪生や女子に対し一律に減点を行うなどの不正な点数操作を行っているわけではありません。
京大医学部の入試において浪人生は不利に扱われているのではなく、現役生の中でも特に優秀な生徒たちが受験するため、結果的に浪人生の合格率が低くなっていると考えられます。
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京都大学医学部の浪人率が低い理由【考察】
京都大学医学部入試における浪人生の割合と合格率がともに低い理由について、もう少し詳しく解説していきたいと思います。
「1.京都大学医学部の受験において浪人生は不利なのか」で紹介したデータを見ていると、二浪以上で京都大学医学部に合格する人は全体の1割にも満たないため、多浪生が京都大学医学部に合格することはほぼ不可能に近いような印象を持ってしまうかと思います。
ですが、二浪以上で京都大学医学部に合格した人の数は少ないものの、0ではありません。
中には22歳以上で合格した人もおり、多浪生でも合格できる可能性は十分にあります。
ただし、浪人生で難関大学の医学部に挑戦する、しかも二浪以上となると様々な条件をクリアしなければなりません。その一つが、家庭の経済状況です。
多くの浪人生は予備校を利用します。
予備校の年間授業料は約60~80万円程度、さらに夏期講習などを合わせると年間100万円程度が必要になりますが、医学部を目指す場合は、一般的な予備校ではなく医学部専門の塾や家庭教師を利用することもあります。
医学部専門の塾や家庭教師を利用する場合、マンツーマンで質の高い授業が受けられる分、費用も高額であることが多く、年間で150~200万円程度が必要となるケースもあります。
1年だけならまだしも、2年、3年と続くと家計が苦しいという家庭は多いでしょう。4浪以上すると1,000万円近く掛かる計算になりますので、医学部を目指す多浪生がそれほど多くないのは当然と言えます。
実は、浪人生が少ないのは京大だけではなく、全国的な傾向でもあります。
浪人生の数は1994年度には19万2208人でしたが、2023年度には7万1642人まで減少し、過去最少を更新しました。
一方、現役生が受験生全体に占める割合は2023年度に過去最高の85.2%にまで達しています。(参考:学校基本調査:文部科学省 (mext.go.jp
浪人生が減少している一番の理由は「少子化」であると言われています。
若者の数が減っている一方で大学の定員数は減らされていないため、結果として倍率が下がり、誰でもどこかしらの大学に入れるという状況になっています。
また、日本においては「大学進学=就職に有利」という認識が一般的であり、実際に生涯賃金の平均も高卒で約2億円、大卒で約2億4000万円と大きな差があります。(参考:賃金構造基本統計調査|厚生労働省 (mhlw.go.jp
こうした背景から、「とにかく入れる大学に現役で入ることが重要」という考え方が広がり、ここ10年で浪人生の数は劇的に減少したと考えられます。
一方で難関大学に関しては、これらの「少子化」「現役主義」とは少し違った見方が必要になります。
もちろん、難関大学においても少子化に伴って多少は倍率の低下が見られますが、定員割れすることはまずありません。“とにかく入れる大学に”という価値観が広まっても、難関大学には一定数の志願者が集まることが予想されます。
難関大学における浪人生の受験率・合格率が低い理由には、先ほど述べたように浪人するための費用を負担できる家庭がそれほど多くないことと、もう一つは「諦めてしまう人が多い」ということが挙げられます。
京都大学医学部の入試問題は非常に難解です。漫然と過去問や問題集を解いているだけでは太刀打ちできません。
一浪の結果がこのようなものであった受験生たちは、自分には京大医学部は手の届かないものなのだと諦め、第二志望の大学に入学したり、二浪時には志望校のランクを下げたりします。
この判断は強ち間違いではありません。1年間しっかりと時間を掛けて勉強したにも関わらず点数が伸びていないのであれば、あと何年同じ勉強方法を続けても合格は難しいでしょう。
ですが、もし経済的に余裕があり、どうしても京都大学医学部に入りたいという強い意志があるのであれば、簡単には諦めないでほしいとも思います。
1年掛けても点数が伸びない方は、多くの場合、「見たことのある問題」は解けるようになっていると思います(なっていなければ、勉強時間がシンプルに不足していると考えられます)。
ですが、京都大学医学部の入試では、見たことのある問題を解く力ではなく、「見たことのない問題=未知の問題」を解く力が必要になります。
見たことのない問題を前にすると、どこから手を付けて良いのかわからず思考が停止してしまう方は、どれだけ同じような問題演習を繰り返してもそれ以上点数が伸びることはありません。
多くの受験生はここで大きな壁に当たり京都大学医学部を諦めてしまうのですが、この「未知の問題を解く力」についても、適切に訓練すれば必ず伸ばすことができます。
例えば、「どこから手を付けて良いのか分からない」と一言で言っても、問いの意味(何を聞かれていて、何を答えれば良いのか)や前提条件(問題文中で示されている情報は何か)など、具体的にどこが分かっていて分かっていないのかは人によって違います。
漠然と「分からない」と思うだけではなく、分かっていることを書き出してみたり、問題文中にヒントが無いかを探してみたりすれば、自分が何故つまずいているのかが明らかになってきます。このプロセスを放棄せず、分からないことにしっかりと向き合うことが重要です。
このプロセスを実行するためには、物事を批判的に見ることや自分を客観的に評価することについて、ある程度経験のある人が有利となります。
言い換えると、現役や一浪で京都大学医学部に合格できる人は、これまでの人生の中で「何が分からないのかを考える」「自分を客観的に評価する」という経験が豊富であるとも言えます。
あるいは生まれつきの性質として、「分からないことをそのままにしない」「言われたことを鵜呑みにしない」「自分で考えて結論を出したい」というタイプである場合もあります。
これらに当てはまらない人は、訓練によって後天的に批判的思考や客観的視点を身に着けていく必要があります。
もちろん、独学で取り組むことも不可能ではありませんが、できれば京都大学医学部の受験における“大きな壁”の概念をしっかりと理解していて、受験生の性質をきちんと分析した上で適切にサポートしてくれる先生に指導してもらうことをおすすめします。
私たち医学部専門個別指導MEDICAL DIGでは、批判的思考や客観的視点といった非認知能力(※)を伸ばすことを重視した指導を行っています。
学力テストや知能検査によって、数値として測ることのできない能力のこと。
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「これ以上点数を伸ばすのは無理かな…」と諦めかけている人にこそお試しいただきたいサービスとなっていますので、ぜひ一度ご検討ください。
浪人で難関医学部を目指す際の3つのポイント
浪人で京都大学医学部などの難関医学部を目指している方の中には、具体的にどのように勉強を進めれば良いかお悩みの方も多いのではないでしょうか。
教科書の内容は現役時代に既に履修が終わっていますし、ある程度受験に向けた勉強にも取り組んできたはずです。
そこでこの章では、「これ以上何を勉強すれば良いのだろう?」とお悩みの方に向けて、浪人中の勉強の進め方とポイントについて詳しく解説していきます。
浪人で難関医学部を目指す際のポイント①基礎を見直す
浪人生の方にまず取り組んでいただきたいのは、「基礎を見直す」ということです。
難関大学であっても基礎は非常に重要ですし、偏差値が70程度の大学であれば、標準問題をミスなく解けるだけで合格できる可能性が十分あります。
自分の解答を見直してみると、自分が思っている以上に基礎レベルの問題で失点していることが多いのではないでしょうか。
難問が多い試験であればあるほど、基礎問題で失点しないことが合否を分けます。合格に至らなかった原因は基礎問題の失点にあると考え、簡単な問題でミスをしないということを第一の目標にしましょう。
基礎が身についているかどうか確認するためには、基礎~標準レベルの問題集を一周してみるのも良いですし、わざわざ問題集を購入せずとも教科書の例題を解いてみるだけでも構いません。
意外と教科書の問題が解けなかったり、忘れてしまっていたりすることも多いため、まずは基礎の確認から始めることをおすすめします。
浪人で難関医学部を目指す際のポイント②苦手ノートを作る
浪人生の強みは、現役生に比べて倍以上の時間をかけて勉強できることです。
それだけ経験値が溜められるということであり、間違えた経験をしっかりと記録し対策を積み上げていくことが大切です。
私がいつもオススメしているのは、「苦手ノート」を作ることです。
「3-1.浪人で難関医学部を目指す際のポイント①基礎を見直す」でご紹介したように、基礎で躓いた問題や分野をメモしておくほか、ケアレスミスについてもメモしていきましょう。
苦手ノートを作ることで、自分の苦手分野が分かるだけでなく、ケアレスミスの傾向についても知ることができます。
「途中式で0と6を見間違えた」「『当てはまらないものを選べ』で当てはまるものを選んでしまった」など、自分がしやすいケアレスミスが分かれば、それに特化して対策していくことができます。
基礎問題の失点と同じく、ケアレスミスの失点も侮ってはいけません。
合否を分けるのは数点の差であり、ケアレスミスの積み重ねで合否が分かれる場合も決して少なくはありません。途中式をきれいに書いたり、問題文を見直したりするだけで10点以上得点できる可能性も十分ありますので、たかがケアレスミスと考えず、しっかりと対策していきましょう。
また、「苦手ノート」は暗記対策としても効果的です。よく綴りを間違えてしまう英単語や覚えづらい語句などをメモしていくことで、自分だけの単語帳を作ることができます。
ちなみに、苦手ノートは教科ごとに分けて作る必要はありません。
重要なのはこまめに見返して記憶を定着させることですので、できればコンパクトなサイズで、休憩中やちょっとした空き時間に眺められるような形にするのがオススメです。
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浪人で難関医学部を目指す際のポイント③漫然と勉強しない
とにかく時間を掛ければよい、というのは受験勉強において大きな間違いです。
特に浪人生の方の場合は、現役時代にもある程度は時間を掛けて勉強してきたはずですので、それでも合格に至らなかった原因を見極め、効果的に勉強を進めていく必要があります。
例えば、「一つの問題集を何周もして、しっかり定着させることが大切」ということはよく言われますが、その真意は問題の本質を深く理解し、同じパターンの問題が出たときに必ず解けるようにすることにあります。
ですが、受験生の中には“しっかり定着させる”の意味を誤解し、解答を丸暗記してその問題集を深めたつもりになってしまっている方もいらっしゃいます。特に記憶力が優れている方は、本質を理解する前に記憶に頼って解いてしまうこともあるため注意が必要です。
もしご自身が、思考力よりも暗記力に優れていて、数学の問題集でも回答を暗記してしまっているように感じる人は、「一つの問題集を極める」というセオリーよりも、同じレベルの問題をたくさん解いていく方が点数の伸びにつながります。
勉強の効率を上げるための方法は、それぞれが持っている性質によって大きく異なります。
思考タイプか暗記タイプか、集中力はどれくらい続くかなど様々な点から判断する必要があり、自分だけでその全てを分析することは非常に困難です。
できれば、個々に応じたカリキュラムを組んでくれる個別指導の予備校や家庭教師のサポートを受けるようにしましょう。
また、これらの学習サービスの中には、表向きは個別指導を謳っているものの、実際にはどの生徒にも同じカリキュラムを提供している場合があるので注意が必要です。
予備校や家庭教師を選ぶ際には、「自分の性質をどこまで分析してくれているか」「それにあった学習計画を提案してくれるか」といった点に着目しましょう。今の自分の現状を詳しく伝えるとともに、予備校側の提案に対して「それがなぜ必要か?」を説明してもらうことで、これらの点について確認することができます。
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【京大医学部】このままで合格できるか心配な方へ|簡単合格率チェック
京都大学医学部を目指す受験生や保護者さまの中には、「今の勉強方法を続けていて、合格できるのだろうか…?」と不安を感じている方もいらっしゃると思います。
このままのペースで勉強を続けていいのか、今の自分の勉強方法が合っているのか知りたい方は、ぜひ以下の「合格可能性チェックリスト|京都大学医学部編」をお試しください。
- 参考書や問題集選びに時間を掛け過ぎてしまう
- 問題を手当たり次第に解いていて、取捨選択していない
- 「とにかく時間を掛けて勉強すれば良い」と考えている
- 「問題集を2周する」など問題を解くことが目的になっている
- 今、優先して対策すべき科目や単元が分からない
- 初見の問題を解くのが苦手
- 問題をなぜ間違えたのかについて考える習慣が無い
- 受験までの残り時間から逆算して計画を立てることができていない
- 自分よりも勉強時間が少ない人にテストの点数で負けることがある
- 自分が志望校に合格するイメージが持てない
- 0項目
- 順調に受験勉強が進められています!このままのペースで頑張りましょう。
- 1~2項目
- 良いペースですが、もう少し勉強の効率を上げることができそうです。
- 3~5項目以上
- 改善の余地がかなりあります。まずは1日のスケジュールから見直しましょう。
- 6項目以上
- かなり合格の可能性は低いです。本当に京都大学医学部に進学したいのか、今一度じっくり考えましょう。
チェックリストで3項目以上に当てはまった人は、京都大学医学部を目指すに当たって、まだまだ勉強への取り組み方を改善していく必要があります。
また、それぞれのチェック項目からは、「今の自分に不足している力(非認知能力)」を見つけることができます。
例えば、チェック項目①~④に当てはまる人は、「目的思考力」が不足していると考えられます。
一例として、「①参考書や問題集選びに時間を掛け過ぎてしまう」については、本来は良い参考書や問題集を選ぶことは目的ではなく、そこに載っている問題を解くことが目的であるにも関わらず、「参考書や問題集を選ぶ」という目的以外の行動に時間を費やしてしまっています。
「目的から考えて行動する力」は、特に京都大学などの難関医学部を受験する場合において非常に大切です。
というのも、“合格するために今何をすべきか”を考え行動することが、効率よく学習を進めることにつながります。
やみくもに問題を解くのではなく、「なぜこの問題を解くのか」という目的意識を持つことで、漫然とただ問題量をこなすという勉強方法から一段ステップアップすることができます。
さらに、「目的から考えて行動する力」は個々の問題を解く際にも重要です。
問題文を読んだときに、「この問題で問われていることは何か」「問題作成者の意図は何か」というように、その問題の“目的”が考えられるようになると、解法の糸口も見つけやすくなります。
ほかにも、チェック項目⑩に当てはまる人は、「自己肯定感」や「自己効力感」に課題があると考えられます。
「自分はきっとできる」と自分自身を信じることができてこそ、人は前向きに頑張ることができます。
「自分には無理だ」と思ってしまっていると、本当は頑張ればできることでも、心のどこかで無意識に諦めてしまい、本来の力が発揮できないことがあります。
京都大学医学部のような超難関校を目指す場合は、前向きな気持ちで粘り強く努力し続けることも非常に大切です。
自信が無く後ろ向きな気持ちになってしまうことが多い方は、息抜きに簡単な問題を解いて自信を付けたり、1年前の自分の点数と今の自分の点数を比べてみたりして、「頑張ればできる」という前向きな気持ちを持つようにしましょう。
上述のチェックリストでは、①~④や⑩以外の項目も、それぞれ「客観的思考力」「計画力」などの非認知能力に対応しており、MEDICAL DIGの非認知能力診断を受けていただくことで、ご自身の非認知能力の強みと課題をさらに詳しく分析することができます。
「毎日勉強を頑張りたいのに、ついついサボってしまう」
といった方は、「目的思考力」や「自己肯定感」などの“非認知能力”に課題があるのかもしれません。
非認知能力とは、学力や知能指数のようにテストで測ることのできない能力のことで、学力の向上にも大きな影響を与えるものとして、近年注目されています。(参考:平成30年度埼玉県学力・学習状況調査データ活用事業における分析結果概要(統計分析) (saitama.lg.jp))
MEDICAL DIGでは、学習指導に先立って、まずは無料相談で現在のお悩みや課題を詳しくお伺いし、その際に併せて「非認知能力診断(30分程度)」を実施します(非認知能力診断も無料で実施させていただきます)。
そして、生徒さまの非認知能力の強みと課題を分析し、より詳細なデータを元に進路指導や授業内容の検討、カリキュラム作成などを行ってまいります。
色々な塾や予備校を試したのに学力が伸びなかった方や、たくさん勉強しているのにテストの点数が上がらないといった「伸び悩み」の問題を抱えている方は、ぜひ一度非認知能力に特化したMEDICAL DIGのサービスをお試しください。
浪人で京都大学医学部を目指す方法のまとめ
この記事では、京都大学医学部における浪人生の合格率や、浪人生が難関医学部を受験する際の注意点について詳しく解説してきました。
改めてポイントをまとめると、以下のとおりです。
- 浪人生や女子だからといって、京都大学医学部の入試で減点されることは無い。
- 京都大学医学部の志願者は現役生が約6割を占め、一浪を含めると8割に上る。
- 京都大学医学部の合格率は、二浪以上でがくっと低くなる。
- 京都大学医学部の合格者の9割を現役生と一浪生が占めている。
- 京都大学医学部において浪人生の割合が低いのは、経済的な事情など様々な理由が考えられる。
- 浪人生の数は全国的に激減している。
- 京都大学医学部の入試では「未知の問題」を解く力が試されるが、多くの受験生にとってはこれが大きな壁となる。
- 浪人生の受験勉強においては、基礎を固め、ミスを減らすことが大切。
浪人で京都大学医学部を目指す人の数は少なく、そのため合格率も低い数字となっています。
「これ以上浪人しても、合格は無理かな…」と諦めてしまいそうになりますが、これまでの勉強方法を見直し、本当の意味で問題を理解し立ち向かう力を身に着ければ、たとえ二浪以上であっても京都大学医学部への合格を果たすことは十分可能です。
私たち医学部個別指導MEDICAL DIGでは、医学部受験指導の経験豊富な講師たちが、難関医学部を目指す皆さんを全力でサポートいたします。
物事に向き合う姿勢や行動原理といった非認知能力の視点から個々の性質を徹底的に分析し、それぞれに合った学習方法をご提案します。
また、MEDICAL DIGでは、授業や面談をオンラインで実施しています。
全国各地からご利用いただけるほか、予備校と併用しての利用などにも柔軟に対応しています。初回の授業と面談、非認知能力診断は無料で承っていますので、お気軽にご相談ください。
志望校への合格を目指し、一緒に頑張りましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。