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【兵庫医科大】英語の対策・過去問を徹底解説!オススメの参考書・問題集も紹介

【兵庫医科大】英語の対策・過去問を徹底解説!オススメの参考書・問題集も紹介

兵庫医科大学は、西日本の私立医学部の中でも高い人気を誇る大学の一つです。そのため入試問題も難しいのではないかと思われがちですが、英語に関してはそれほど難易度が高くなく、高得点を狙うことは十分可能です。

この記事では、兵庫医科大学の英語入試問題の傾向や対策、さらにおすすめの参考書や問題集を詳しく解説していきます。

兵庫医科大学を目指す受験生の皆さんが、この記事を参考にして自信を持って英語の試験に臨めるようサポートしますので、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。

【執筆・監修】
医学部受験の専門家 
妻鹿潤
・16年以上1500名以上の指導実績あり
・個別指導塾の経営・運営でお子様の性質・学力を深く観る指導スタイル
・yahooやSmartNews、Newspicksなどメディア向け記事も多数執筆・掲載中

兵庫医科大学の入試基本情報(制度や英語の配点、合格最低点など)

兵庫医科大学の入試基本情報(制度や英語の配点、合格最低点など)

この章では、兵庫医科大学の入試に関する基本情報について解説していきます。入試制度について既に十分ご存知の方は、「2.【兵庫医科大学】英語の出題傾向、過去問と対策」までお進みください。

※入試に関する情報については、2025年度の情報を掲載しています。最新の情報については、兵庫医科大学の公式ホームページでご確認ください。(兵庫医科大学 受験生サイト (hyo-med.ac.jp)
<兵庫医科大学の入学定員(合計108名)>

  • 学校推薦型選抜(一般公募制) … 約15名
  • 学校推薦型選抜(地域指定制)…5名以内
  • 一般選抜A(4科目型) … 一般枠約65名、兵庫県推薦入学制度枠3名
  • 一般選抜B(高大接続型)…約10名

兵庫医科大学では、一般選抜A(4科目型)の定員数が最も多く、次に学校推薦型選抜(一般公募制)が多くなっています。そのため、この記事では一般選抜Aの英語対策を中心に解説していきます。

兵庫医科大学の一般選抜Aにおける各科目の配点は以下のとおりです。

<兵庫医科大学・一般選抜A(4科目型)の科目と配点>
○一次試験

  • 理科2科目:200点(120分)
  • 数学:150点(90分)
  • 英語:150点(90分)
  • 小論文:50点(60分)
  • 合計:550点

○二次試験

  • 面接、調査書:80点(10分程度)

英語の配点は、一次試験の550点満点中150点です。そのため、理科や数学が苦手な受験生でも、英語で確実に点を取ることで合格を狙えるチャンスが十分あると言えます。

<兵庫医科大学医学部・一般選抜Aの合格最低点>

兵庫医科大学の場合は、数学・理科・英語の3科目合計500点のうち、数学と英語がそれぞれ3割、理科は4割という配点になっています。数学と理科はやや難易度が高い問題が出題される一方、英語はどちらかと言えば平均的な難易度の問題が出題されることを考慮すると、英語の目標点数は120点程度と考えれば良いでしょう。

また、兵庫医科大学の英語は、英文の構造を正確に理解する力と英作文力が身に付いていれば、高得点を目指すことも十分可能な難易度となっています。

英文の文構造理解は基礎的な力であり、これを身に付けていくことは共通テストや他大学の入試対策にもつながります。

ですので、兵庫医科大学の英語対策は“基礎”や“土台づくり”であるとの意識を持ちながら取り組んでいただければと思います。

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【兵庫医科大学】英語の出題傾向、過去問と対策

【兵庫医科大学】英語の出題傾向、過去問と対策

兵庫医科大学の英語は、2022年度以前は大問5問でしたが、2023年度からは大問4問になりました。

解答形式はマーク式(記号選択)と記述式で、こちらは2022年度以前から変更はありません。

大問1〜4は長文総合問題で、文構造を問われる「語句整序問題」「和訳問題」「空欄補充問題」が多く、文法や語彙力も問われます。また、「和文英訳問題」も必ず出題されます。

一方で、本文理解を問う「内容一致問題」は出題されません。

各英文の文量は約500語前後と決して多くはありません。速読力ではなく、設問箇所の前後の文をしっかりと理解する力が求められます。

<兵庫医科大学・英語の基本情報>
1. 大問4問
2. マーク式(記号選択)+記述式
3. 試験時間は90分

<問題種別の内訳(2024年度)>

  • 英文和訳問題(3問)
  • 語彙問題(2問)
  • 語句整序問題(6問)
  • 空欄補充問題(11問)
  • 適文補充問題(3問)
  • 和文英訳問題(3問)

語句整序と空欄補充が問題の大部分を占めていますが、これらは文構造を正確に捉える力が求められます。

医療や人体、健康をテーマにした科学に関する文章が出題されるので、普段から同様のテーマの文章に触れたりして、医学用語や専門的な語彙にも対策できるようにしておきましょう。

英訳問題ではエッセイや抽象的な表現の文章が出題されるため、日本語特有の言い回しを英語で表現できるように練習しておく必要があります。

また、試験時間は90分と余裕があるので、焦らず落ち着いて解くとともに、余った時間にはしっかりと見直しをするようにしましょう。

兵庫医科大学においては、

  • 英文和訳問題
  • 語句整序問題
  • 空欄補充問題
  • 和文英訳問題

が必ず出題されますので、以下ではそれぞれの詳細と対策について順に解説していきます。

【兵庫医科大学】英語の出題傾向と過去問、対策①英文和訳問題

【兵庫医科大学】英語の出題傾向と過去問、対策①英文和訳問題

英文和訳問題は大問ごとに1~2題ほど出題されますが、英語の文構造をメインに問う設問となっています。

本文中の一文を和訳する問題で、2023年度は下線が引かれた一文を和訳するだけでしたが、2024年度は指定する語句の具体的な内容を明確にした上で下線部を和訳する問題となっていました。

どちらも前後の文脈を理解しないと解答できないという点では同じですが、2024年度は下線部の意味をより正確に捉えないと答えを導き出すことができず、少し難易度が上がったと言えます。

英文和訳問題として出題される一文は、重文であったり複文であったりと、複雑な文構造である場合が多いです。

とはいえ、兵庫医科大学において、大阪大学や京都大学のように一文がより長く複雑な構文の問題が出題されることはありません。多くても40語程度の一文なので、基礎的な知識があれば十分対応できます。

兵庫医科大学の英語入試における和訳問題のポイントは、

① 文構造の把握
② 指示語の把握

の2点になります。それぞれについて、以下で解説します。

①文構図の把握

まず、①文構造の把握から解説します。

文構造を把握するときのポイントは、以下のとおりです。

(1) 主節のSVの確定
(2) thatやasなど多機能語の用法の識別
(3) 等位接続詞が何と何とつないでいるか
(4) 時制
(5) 分詞がどこを修飾しているか
(6) if節が省略された仮定法
(7) 倒置

兵庫医科大学の過去3年の英語入試においては、(1)~(5)のポイントからの出題がありました。したがって、ここでは(1)~(5)に絞って解説します。

まず、(1)の「主節のSVの確定」についてです。

複雑な構造を持つ文においては、主節のSVを確定する――すなわち、「何がどうした」という最もメインになる構造を把握することが何よりも重要です。

ですので、和訳に取り組む際には、まずは主節のSとVを見つけましょう。

その際、SよりもVの方が見つけやすいので、まずはVを探します。

文中の動詞を一つずつ確認し、前後に接続詞や関係代名詞があれば従属節のVである可能性が高いため除外する、といった手順で探していきます。

接触節が続く場合は、どちらが主節のVであるかを判別しづらいときがありますが、動詞と名詞の後にさらに動詞が出てきたら、接触節の可能性が高くなります。

先に述べたように試験時間は十分ありますので、「あれ?」と引っかかりを感じたら無理に和訳を進めるのではなく、少し前に戻ってもう一度文の構造を確認するようにしましょう。

また、文の冒頭にitやthisなどの指示代名詞があり、それに続いてbe動詞がある場合は、それが主節のSVであることがほとんどであるため、瞬時に判断できると思います。

ただし、指示代名詞+be動詞から始まる文章においては、従属節のSVが非常に重要な意味を持つ場合が多いです。

ですので、このような場合には従属節のSVを早めに見つけ、全体の文意を把握するようにしましょう。

続いて(2)の「thatやasなど多機能語の用法を識別する」です。

thatやasなどの多機能語の訳出は、和訳問題のポイントとしてよく出題されます。

例えば、thatの場合は、

  • 接続詞
  • 関係代名詞
  • 指示代名詞、指示形容詞
  • 同格

の4つの用法があります。

このうち接続詞と関係代名詞については、

  • 節内が完成された文である場合→接続詞
  • 節内が未完成の文である場合→関係接続詞

というように識別することができます。

また、同格のthatの場合は、直前に「事実」「考え」「可能性」を表す名詞がきます。(例:fact、report、idea、belief、possibility、chanceなど)

同格のthatの用法は限定的ですので、これらの名詞を覚えておくとよいでしょう。

次に、(3)の「等位接続詞が何と何とつないでいるか」です。

等位接続詞であるandやbutなどが何と何を並列につないでいるかによって、文の意味が大きく変わるので注意が必要です。

andやbutがつないでいるのが語句と語句なのか、節と節なのか、それとも文と文なのかを正確に理解することが大切です。

特にandは、複雑な文構造になると何と何をつないでいるのか判断に迷うときがあります。

その際は、andの後に続く語句や文に注目しましょう。

andの後が名詞の場合は名詞同士(名詞節を含む)、動詞の場合は動詞同士をつないでいることが多いです。

動詞の並列の場合は、時制に着目しましょう。

並列関係にある動詞は、多くの場合、同じ時制になります。ですので、動詞に関しては時制に着目し、どの動詞が並列関係にあるのかを判断しましょう。

andやbutは中学生でも知っている単語なので、つい軽視してしまいがちです。

ですが、文構造の把握においては非常に重要なポイントになりますので、丁寧に読み解きましょう。

また、採点者に対して「自分は並列関係をしっかり読めていますよ」とアピールできるよう、並列関係を明確にした日本語で解答を作成することがポイントです。

(4)の「時制」に関しては、基本中の基本となります。(3)の並列関係と同様、「きちんと理解している」ということが採点者に伝わるような和訳を心掛けましょう。

最後に(5)の「分詞」についてです。

分詞においては、特に補足的説明をする非制限用法に注意しましょう。

分詞が修飾しているのが直前の語句のみなのか、文全体なのか、それとも離れたところにある語句なのかを判断することがポイントです。

分詞の非制限用法には明確なルールがありません。

なので、前後の文脈を確認しながら和訳してみて、日本語として成立しない文であれば修飾する部分を変えるなどし、最も適切な解答を探しましょう。

試験時間には余裕があるため、一度に正答を導こうとせず、じっくりと落ち着いて考えることが大切です。

指示語の把握

続いて②の抽象名詞の内容把握について解説します。

2023年度までは、下線部が引かれた指示語の内容を答えるだけの問題だったものが、2024年度では和訳問題に含めて出題され、指示代名詞thatや「その期間」「その行動」などを、具体的な内容に直した上で和訳するよう指示がありました。

このような問題におけるポイントは以下のとおりです。

(1) 文脈理解
(2) 前に出てくるのか、後に出てくるのか
(3) 忠実に訳する必要はない

まず(1)の「文脈理解」についてです。

指示語の内容を明確にするためには、全体の文脈を理解することが大前提です。

「それ/これ」や「その○○/この○○」が何を指しているのかを読み解くことは、英語だけでなく日本語の文章を読む際にも必要なスキルです。

ですので、英語でも日本語でも、文章を読むときには、

  • 今何を話題にしているのか
  •  「それ/これ」「その/この」は何を指しているのか

を常に意識しながら読み進めるようにしましょう。

次に、(2)の「前に出てくるのか、後に出てくるのか」についてです。

基本的に、指示語はそれよりも以前に出てきた事柄を指します。したがって、まずは設問箇所より前の内容を確認しましょう。

ただし、ごく稀に後に出てくる事柄を指す場合もあります。兵庫医科大学では、過去3年の出題では全て前出の内容を指すパターンとなっていますが、油断せずにしっかりと文脈を把握しながら読むようにしましょう。

最後に(3)の「忠実に訳する必要はない」についてです。

指示語を和訳する際には、指示語が示している箇所の英文の内容を理解する必要がありますが、該当箇所を一字一句訳す必要はありません。

例えば、「that」がある実験結果を指している場合は、実験の内容を全て訳する必要は無く、ある程度まとめた形で表現すれば問題ありません。

実験の内容を一字一句訳そうとすると、その部分の和約に過度に労力をかけてしまうことになり、指示語以外のメイン部分の和約に十分注力することができません。

そのため、指示語の内容は適度に要約したり、簡単な表現にとどめたりするようにしましょう。「適度に要約する」のにもスキルが必要ですので、問題演習にしっかりと取り組むことが大切です。

<兵庫医科大学にオススメの構文参考書>

  • 英語構文詳解 〈新装版〉 | 駿台文庫
    …整序問題を解きながら重要構文を学習できる。解説を通読するには少し根気がいるが、読み終えたときには構文理解の知識をしっかりと身に付けられる。
  • 基礎英文問題精講 4訂版 | 旺文社
    …難関大学の入試問題を例文にした構文解説と演習が掲載されている。「構文編」「文脈編」「応用編」と段階に分かれて学習することができる。

英文和訳問題には、「この構文のポイントを理解しているかどうかを問いたい」という出題意図が必ず含まれています。

問われている構文のポイントがthatの識別なのか、分詞構文なのかは様々ですが、出題者が意図しているポイントをしっかりと押さえながら和訳することが非常に大切です。

兵庫医科大学においては、

(1) 主節のSVの確定
(2) thatやasなど多機能語の用法を識別
(3) 等位接続詞が何と何をつないでいるか
(4) 時制
(5) 分詞がどこを修飾しているか

が頻出のポイントになっていますので、重点的かつ優先的に学習しましょう。

ただし、これ以外の文法事項が出題される可能性もありますし、下線部以外の内容を理解するためにも様々な構文を知っておくことは非常に大切なので、基礎的な知識もしっかりと身に付けるようにしましょう。

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【兵庫医科大学】英語の出題傾向、過去問と対策②語句整序問題

【兵庫医科大学】英語の出題傾向、過去問と対策②語句整序問題
兵庫医科大学の過去3年の英語入試問題において、語句整序問題は必ず出題されています。日本語訳はついていないので、文脈から類推して並べ替える必要があります。

ただし、本文中の一部を並べかえる問題であり、一文全てを並べかえる必要ありません。

また、並べ替える語句も6語程度なので、決して難しい問題ではありません。加えて、必ず英熟語が含まれる語群であり、「知識さえあれば解ける問題」であるとも言えます。

総じて、難易度はどちらかといえば平易なので、できるだけ満点を目指しましょう。

兵庫医科大学の入試英語における語句整序問題のポイントは以下のとおりです。

(1) 文脈理解
(2) 前後の語句のチェック
(3) 英熟語もしくは重要構文かどうか

まず、(1)の「文脈理解」については、設問箇所となっている並べかえ部分の前後において、何が話題でどのようなことが述べられているかを把握しましょう。

そして、設問箇所がどんな内容になりそうかについて、ある程度予想しておきます。

次に、(2)の「前後の語句のチェック」を行います。

並べ替える語群の前後の品詞は何か、固有名詞や代名詞であればその人称、関係代名詞か接続詞かなどを理解することでその文の構造が分かるようになります。そして、文の構造を理解できると最初に置くべき語句の品詞が特定できます。

併せて、③の「英熟語もしくは重要構文かどうか」についても考えましょう。

例えば、並べ替える語句の中や並べかえる語群の前に動詞preventがある場合、「AがBを防ぐ」を表す「prevent A from B」である可能性が考えられます。

ほかにも、語群の中や直前に形容詞noがある場合、noを含む重要構文である可能性が考えられます。

兵庫医科大学の英語入試問題においては、英熟語や重要構文は難易度が高いマニアックなものが出題されることは無く、基礎的なものが出題されます。だからこそ、基礎学習を怠らないようにしましょう。

まずは学校で使用している教科書や参考書、単語帳に載っている熟語をしっかりと覚えましょう。

教科書レベルの知識が一定身に付いたら、さらに知識を増やしたり、学習内容の定着を図ったりするために、少しレベルの高い参考書・単語帳・問題集に進みましょう。

英語は積み上げ型の科目なので、教科書レベルの土台が身に付いていない状態で難易度の高い問題集や参考書に手を付けても、内容を理解することはできません。

まずは基礎、そして少しずつステップアップしていくことを意識して学習に取り組んでいただきたいと思います。

<兵庫医科大学にオススメの熟語集>

  • 英熟語ターゲット1000 5訂版 | 旺文社 (obunsha.co.jp)
    …有名な単語帳シリーズの英熟語版。シンプルながら最新の入試傾向を反映した「でる順」での掲載となっており、効率的に学習を進めることが可能。ただし、シンプル過ぎて合わないという人もいるので必ず書店で手に取ってしっくりくるかどうかを確認すること。
  • 解体英熟語 改訂第2版 [ブック型] – Z会の本 (zkai.co.jp)
    …主要難関42大学の入試問題と共通テスト試験を分析し、必修527語、重要346語、上級144語、合計1,017熟語を収録。必修熟語にはマーク付き。カード型もあり。
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【兵庫医科大学】英語の出題傾向、過去問と対策③空欄補充問題

【兵庫医科大学】英語の出題傾向、過去問と対策③空欄補充問題
兵庫医科大学の英語入試問題においては、空欄補充問題が必ず出題されます。

本文中に10個の空欄があり、そこに当てはまる語を10個の選択肢から選ぶ問題です。各選択肢は一度きりしか使えません。

2022年度は空欄に入れる語が前置詞のみだったのに対し、2023年度からは動詞や名詞、形容詞など様々な品詞の単語が含まれるようになりました。

前置詞のみの空欄補充の場合は句動詞の知識だけで解けることが多いですが、動詞や名詞、形容詞が含まれる場合は、その語の意味だけでなく、当該箇所の文構造を理解する必要があります。

そのため、空欄補充問題の難易度は2023年度以降から上がっていると言えます。

ちなみに、2023年度は句動詞が2つ、前置詞句が1つ、熟語が1つ、独立不定詞構文が1つという構成でした。

2024年度は英熟語が1つ、前置詞句が2つという構成で、定型表現の出題が少し減りましたが、今後も定型表現については出題される可能性が高いので、しっかりと対策しておきましょう。

総じて、最近の兵庫医科大学の英語の傾向としては、知識だけでなく、文構造を理解する力を求めていると言えます。

そこで、空欄補充の対策としては以下のポイントが挙げられます。

(1) 文構造把握
(2) 前後の語句をチェックする
(3) 定型表現かどうか
(4) 分かるものから埋めていく

まず、(1)の「文構造把握」ですが、(2)の「前後の語句をチェックする」と合わせて、空欄を含む一文の文構造を理解して、どの品詞が入るかを特定します。

空欄の前に冠詞があれば名詞が、ピリオドがあれば接続詞または関係詞が入ることが分かります。

また、「動詞haveの後に目的語があれば、〈have OC〉の形ではないのか」「notやalsoがあれば、〈not only but also~〉の形ではないか」といったように推測することで、選択する語句を特定していくことができます。

もし、選択する語の意味が分からない場合は、各語の品詞を確認しましょう。

語の末尾に-lyがあれば副詞、-nessや-orがあれば名詞、-edがあれば動詞の過去形もしくは過去分詞であることが分かります。

そして、文構造を把握していれば空欄に何の品詞が入るかが分かります。

その単語の意味が分からなくても、そこに名詞しか入らないのであれば名詞を当てはまれば良いということになるので、空欄を含む一文の構造をしっかりと把握することが大切です。

続いて(3)の「定型表現かどうか」は(4)の「分かるものから埋めていく」と関連しますが、知っている定型表現があればそこから埋めていくようにしましょう。

一つでも埋まると、それが解答の糸口になり、残りの空欄も消去法で埋められる場合があります。

定型表現の学習に関しては、日頃目にした定型表現をノートにまとめ、自分オリジナルの定型表現集を作成する方法がおすすめです。

問題として出題された箇所だけでなく、本文中に含まれていた表現も含めてどんどんメモしていきましょう。

その際、日本語の意味や前置詞を隠せるようにし、単語帳や問題集として使えるようにすると非常に効率的です。

空欄補充問題は本文中に必ずヒントがあるので、たくさん演習をこなし、解くコツを掴んでおきましょう。兵庫医科大学の過去問だけでなく、似た形式の問題にも取り組み、演習量を増やすことが大切です。

兵庫医科大学の空欄補充に似た形式の問題としては、関西大学の問題が挙げられます。

関西大学の英語入試問題における空欄補充問題は、選択肢が小問ごとに4つ設けられている点が兵庫医科大学の問題とは異なりますが、難易度が同程度であるため練習に適しています。(→「改訂版 世界一わかりやすい 関西大の英語 合格講座 人気大学過去問シリーズ」山崎繁 [学習参考書(高校生向け)] – KADOKAWA

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【兵庫医科大学】英語の出題傾向、過去問と対策④和文英訳問題

【兵庫医科大学】英語の出題傾向、過去問と対策④和文英訳問題

兵庫医科大学の英語において、和文英訳問題は必ず出題されます。

例年は120字程度の日本語を英訳する問題でしたが、2024年度は文章中に下線部が引かれた3文を訳す問題となりました。

そのため、英訳の記述量は例年60語程度でしたが、2024年度は約90語に増えています。

日本語の文章量に大きな変化は無いのですが、3文に分かれていることによりまとめて表現することができなくなったため、英訳の記述量が増えたものとなります。

難易度は、兵庫医科大学の英語の入試問題の中では最も高く、阪大や京大といった超難関校の二次試験レベルの問題が出題されます。

2022年度は「発作」が起きた瞬間を述べた随筆文、2023年度は「健康」に関する随筆文、2024年度は「呼吸法」に関する随筆文と、いずれも叙情的な文章からの出題となっています。

また、いずれも直接医療に関係する文章ではありませんが、「管理栄養士」や「気道」など、医療に関係する単語が出てくるのも特徴です。

管理栄養士は直訳すると「nutritionist」や「dietitian」、気道は「airway」となります。

これらは専門用語であり、受験対策として覚えておく必要はありません。和文英訳問題で問われるのは、これらの用語をいかに知っている単語で言い換えるか?という点です。

例えば、管理栄養士であれば「manager of healthy eating」などと表現することができますし、気道は「breathing passage」などが代替の表現として考えられます。

知らない単語が出てきたとしても、どのように言い換えられるかを柔軟に考え対応することが大きなポイントですので、演習をこなして対応力を身に付けていきましょう。

その他の兵庫医科大学の和文英訳問題のポイントは以下のとおりです。

(1) 主節のSVを確定する
(2) 分かりやすい表現へ変換
(3) 時制に注意

まず、(1)の「主節のSVを確定する」についてですが、文の軸となる「主節のSV」を最初に決めることで、その文の基本構造を明確にできます。

その後、その他の修飾語や説明部分を考えるという順番で英訳を進めると、文法の混乱を避けることができます。

また、日本語では主語が省略されたり、曖昧だったりすることがよくあります。次の文をみてみましょう。

「街中で夜空を見上げても星が見えないのに比べて、この山の上からだとたくさんの星が見える。」

まず、この文の主節はどこでしょうか?正解は後半の「この山の上からだとたくさんの星が見える」ですね。では、主語はどれでしょうか?

日本語では、格助詞の「が」がついている「星」が主語で「見える」「見えない」が述語であると説明できます。

ところが、これをそのまま英語にすると

A lot of stars can see from the top of this mountain.

となり、まるで「星」が主体であるかのような表現になります。

正しい英語にするには、日本語の「星が」を主語にして合わせるか、述語の「見える」に合わせるかして、それぞれに対するSVの表現を変える必要があります。

  • 述語「見える」に合わせて訳した場合
    We can see a lot of stars from the top of this mountain.
  • 「星」を主語にした場合
    A lot of stars can be seen from the top of this mountain.

星を見るのはあくまで人ですので、述語「見える」に合わせて訳する場合は主語である「we」を補う必要があります。

また、「星」を主語にして英訳する場合は、動詞を受動態にしないといけません。英語において、「星」はあくまでも「物」であり「見られるもの」であって、決して「見る」主体の「人」ではないからです。

このように、日本語の文の構造を理解して、英語のルールに当てはめて訳することがポイントです。

次に、(2)の「分かりやすい表現へ変換」についてです。

これは、日本語の表現を英語に訳しやすいように言い換えてから英語に訳すという方法で、「和文和訳」と呼ばれたりもします。

まずは、次の日本語を見てみましょう。

「いつものように、朝起きると顔を洗い歯を磨いたが、何だか気分が沈んでいた。」

「いつものように」は英語ではas usualという表現がありますが、もしこれを知らなくても

  • 「いつものように」→いつも行っているように

と変換してlike I always do とすることもできます。

次に「何だか」ですが、

  • 「何だか」→曖昧に感じている様子→~のような(a kind of)

というように日本語を変換して、

  • I was kind of feeling down.

といった表現にすると良いでしょう。

これで「何だか、少し」の意味を表すことができるので、わざわざ「何だか」という副詞句を作らずに済みます。

また、この日本語の文も主語が明確にされていないので、文脈から判断して英訳する必要があります。

このように、日本語の表現を直訳するのではなく、英訳しやすい表現に変換して解答することがポイントです。

最後の(3)の「時制に注意」に関しては、「日本語にはない現在完了の意味を読み取って英訳できるかどうか」という点に注意が必要です。

例えば、

「私は5年間ここに住んでいる。」

という文は、現在形ではなく現在完了形の継続用法で以下のように表します。

  • I have lived here for five years.

兵庫医科大学で頻出の随筆文系の文章においては、教科書や参考書のように時制が分かりやすく表現されていることはほとんどありません。

日本語の文章を丁寧に読み解き、話し手がいつの時点のどんな行動について語っているのかをしっかりと把握しながら英訳するようにしましょう。

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単語の難易度は標準的と言えますが、ときおりレベルが高い語彙が出てくることがあります。まずは基本の単語を押さえてから、難関大学の受験に必要とされる語彙数である4,000~6,000字レベルの単語帳に取り組むようにしましょう。

<兵庫医科大学の英語対策にオススメの単語帳>

問題集については、構文理解と英訳の対策を中心に取り組むと良いでしょう。兵庫医科大学では長文読解問題は出題されず、構文や文構造の知識を問う問題が中心です。したがって、それらに特化した問題集を使用すると良いでしょう。

<兵庫医科大学の英語対策にオススメの問題集>

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④ 自分よりも勉強時間が少ない人にテストの点数で負けることがある
⑤ 問題を手当たり次第に解いていて、取捨選択をしていない
⑥ 参考書や問題集選びに時間を掛け過ぎてしまう
⑦ 今、優先して対策すべき科目や単元が分からない
⑧ 問題をなぜ間違えたのかについて考える習慣が無い
⑨ 勉強の計画を立てるのが苦手
⑩ 自分が志望校に合格するイメージが持てない

〔当てはまる項目数〕

  • 0項目
    →順調に受験勉強が進められています!このままのペースで頑張りましょう。
  • 1~2項目
    →良いペースですが、もう少し勉強の効率を上げることができそうです。
  • 3~5項目
    →改善の余地がかなりあります。まずは自分の課題を明らかにしましょう。
  • 6項目以上
    →かなり合格可能性は低いです。本当に医学部に進学したいのか、今一度じっくり考えましょう。

また、それぞれのチェック項目から、「今の自分に不足している力」を見つけることができます。

例えば、チェック項目①や②に当てはまる人は、「自律性」が不足していると考えられます。

「自律性」とは、自分でルールを決め、そのルールに則って行動する能力のことです。

受験においては、「毎日○時間勉強する」のようにコツコツと努力を積み重ねることが非常に大切です。

自律性が不足していると、ついついダラダラしてしまったり、「今日くらいサボってもいいや」と課題を後回しにしたりしてしまいます。

その結果、勉強量が不足して思ったように学力が伸びず、学校の成績も振るわなくなります。

自律性が不足していると感じる人は、勉強に対する姿勢を今一度見直し、文字どおり「自分を律して」受験勉強に挑むようにしましょう。

チェック項目③~⑧に当てはまる人は、「目的思考力」が不足していると考えられます。

例えば、「⑤問題を手当たり次第に解いていて、取捨選択していない」については、本来は「自分は○○が苦手なので、克服するためにこの問題を解く」といったように、目的を意識しながら勉強すべきところを、目的を持たずただ漫然と勉強に取り組んでしまっています。

「目的思考力」は、医学部受験において非常に重要です。

というのも、“合格するために今何をすべきか”を自分で考えることができなければ、受験までの限られた時間の中で、自分に合った勉強方法を見つけ、効率良く学習することができません。

ですので、やみくもに問題を解くのではなく、「なぜこの問題を解くのか」という目的思考を持ち、漫然とただ問題量をこなすという勉強方法から一段ステップアップすることが大切です。

チェック項目⑨に当てはまる人は、計画力に課題があります。

自分の課題や苦手な科目・単元が分かっていても、その対策を具体的な計画に落とし込むのが苦手な人は、先生と一緒に計画を立てるなどし、計画の立て方を身に付けていきましょう。

チェック項目⑩に当てはまる人は、「自己肯定感」や「自己効力感」に課題があると考えられます。

「自分はきっとできる」と自分自身を信じることができてこそ、人は前向きに頑張ることができます。

「自分には無理だ」と思っていると、本当は頑張ればできることでも、心のどこかで無意識に諦めてしまい、本来の力が発揮できないことがあります。

自分に自信が無く気持ちが後ろ向きになってしまう方は、まずは簡単な課題をクリアして自信を付けたり、1年前の自分の点数と今の自分の点数を比べてみたりして、「自分は成長できる」という前向きな気持ちを持つようにしましょう。

MEDICAL DIGでは、このような学力の背景にあるスキル(=非認知能力)に着目した学習指導を行っています。

まずは無料相談で現在のお悩みや課題を詳しくお伺いし、その際に併せて志望校合格に向けた「非認知能力診断(30分程度)」を実施します(非認知能力診断も無料で実施いたします)。

そして、生徒さまの非認知能力の強みと課題を分析し、より詳細なデータを元に進路指導や授業内容の検討、カリキュラム作成などを行ってまいります。

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【兵庫医科大】英語の出題傾向、過去問と対策のまとめ

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この記事では、兵庫医科大学の英語の出題傾向や対策について詳しく解説してきました。改めてポイントをまとめると以下のとおりです。

<POINT>

  • 速読力よりも、構文の理解力が求められる
  • 語句整序問題は難易度が低いため、満点を目指す
  • 空欄補充問題はやや難易度が高いので繰り返し演習する
  • 和文英訳問題は難関国公立レベル

兵庫医科大学の英語は、年度ごとに多少の変更はあるものの、和訳・語句整序・空欄補充・英訳問題が必ず出題されます。過去問対策も大切ですが、同じ形式の他大学の問題にも触れ、演習量を増やしましょう。

また、演習は行う際は問題を解きっぱなしにせず、間違えたところを丁寧に振り返り、ミスの原因を分析して解消していくという地道な積み重ねが大切です。

本文を一つ一つ品詞分解して読み直していくことは確かに面倒な作業ではありますが、こうした地道な積み重ねこそが受験においては最も近道であることを肝に銘じ、日々の勉強に取り組んでいただければと思います。

また、受験生の中には、

  • 毎日勉強をコツコツ続けたいのに、モチベーションが維持できない
  • 「なぜ間違えたのか?」を分析するのが苦手
  • 「つまずきを見つけて復習すべき」とは分かっているが、そもそも自分がどこでつまずいているのか分からない
  • たくさん勉強しているのに成績が上がらない

といったお悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。

こうしたお悩みの背景には、「モノの見方」「考え方」「物事に向き合う姿勢」など、その人自身が持っている【学力以外の力】が関係している場合が多いです。

このような学力以外の力は「非認知能力」と呼ばれています。

MEDICAL DIGはこの非認知能力に着目し、多くの受験生が抱えているにも関わらず解決のメソッドが確立されてこなかった「伸び悩み」の問題へのアプローチを可能にしました。

MEDICAL DIGでは、生徒さまが持っている非認知能力について、カウンセリングなどを通して徹底的に分析し、伸び悩みの根本的な原因を見つけ出します。

そして、生徒さまの非認知能力の強みと弱みを見出し、それぞれに応じた学習計画をご提案することで、一般的な受験サポートでは解決しづらい伸び悩みの問題を解決していきます。

学力がなかなか伸びずにお悩みの方や、自分に合った医学部専門塾が見つからずお困りの方は、ぜひ一度医学部専門個別指導MEDICAL DIGまでお問い合わせください。

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また、MEDICAL DIGの授業や面談は全てオンラインで承っています。全国各地からご利用いただけるほか、現在通っている塾や予備校と併用したい方、お近くに医学部専門塾が無くお困りの方など様々なニーズにお応えすることができますので、お気軽にご相談ください。

志望校への合格を目指して、一緒に頑張りましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。

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