今回は、兵庫医科大学を志望し、浪人から見事に逆転合格を果たしたAさんの体験記をご紹介します。
「こんなに勉強しているのに、なぜ成績が伸びないのか?」
浪人中、Aさんは大きな不安と焦りを抱えていましたが、最後には見事に兵庫医科大学合格という大きな目標を達成しました。
この記事では、Aさんがどのように勉強方法を見直し、非認知能力を活かした学習スタイルを身につけたのかを詳しく解説します。
医学部受験の専門家
妻鹿潤
・個別指導塾の経営・運営でお子様の性質・学力を深く観る指導スタイル
・yahooやSmartNews、Newspicksなどメディア向け記事も多数執筆・掲載中
▼目次
- 1 【合格体験記|兵庫医科大学】成績の伸び悩みと浪人生活
- 2 【合格体験記|兵庫医科大学】MEDICAL DIGとの出会いと学習方法の見直し
- 3 【合格体験記|兵庫医科大学】学習計画の見直しと目的意識の養成
- 4 【合格体験記|兵庫医科大学】非認知能力を活用した学習効率の向上
- 5 【合格体験記|兵庫医科大学】成績の向上とPDCAサイクルの習得
- 6 【合格体験記|兵庫医科大学】苦手分野の克服と科目ごとの対策
- 7 【合格体験記|兵庫医科大学】本番直前の対策ポイント
- 8 【合格体験記|兵庫医科大学】Aさんの合格体験から見える「非認知能力」の価値
- 9 【合格体験記|兵庫医科大学】保護者さまのサポートとAさんのこれから
- 10 【兵庫医科大】このままで合格できるか心配な方へ|簡単合格率チェック
- 11 【合格体験記|兵庫医科大学】非認知能力を活かした医学部受験のまとめ
【合格体験記|兵庫医科大学】成績の伸び悩みと浪人生活
Aさんが兵庫医科大学を目指すようになったのは高校2年生の夏頃でした。しかし、思うように成績が伸びず、初めての受験で不合格という結果に。
医学部への夢を諦めきれなかったAさんは浪人生活に突入し、兵庫医科大学への再挑戦を誓いました。
浪人生活初日からAさんは決意を新たにし、毎日10時間以上を勉強に費やす日々が始まりました。
朝から晩まで予備校に通い、苦手な科目である数学や物理の基礎から応用まで徹底的に学び直しました。
浪人生活が始まって約3か月が経過した5月、Aさんはとある模試を受けました。
「こんなに毎日勉強しているのだから、きっと成績も上がっているはず」とAさんは模試に挑んだのですが、当日の手ごたえは今一つでした。
そして、その手ごたえのとおり、模試の結果は「E判定」でした。目標としていた成績には程遠く、不安と焦りが募っていきました。
周りの浪人生仲間が次々と模試で成績を伸ばしていく中で、Aさんは「自分だけが取り残されている」という孤独感に襲われ、夜遅くまで勉強しても結果が出ないことに次第に自信を失っていきました。
それでも「このままではいけない」という思いから、自分なりに学習方法の改善点を見つけようと試みましたが、具体的にどこが問題なのかが分からず、ただ「もっと勉強しなければならない」と思い込むばかりで解決には至りませんでした。
勉強時間を増やしても成果が上がらない現状に焦りは日々強まり、ついにAさんは「兵庫医科大学に合格するのは無理なのではないか」とさえ感じるようになっていきました。
【合格体験記|兵庫医科大学】MEDICAL DIGとの出会いと学習方法の見直し
こうした状況に心を痛めたAさんのお母さまが、何か良い方法はないかとインターネットで見つけたのが「MEDICAL DIG」でした。
Aさんのお母さまは、MEDICAL DIGが強みとしている「非認知能力に特化した学習指導」に強く関心を持たれたそうです。
特に、Aさんは小さい頃からやる気はあるけれど空回りしてしまうことが多く、その背景にはMEDICAL DIGが言及している非認知能力、中でも目的思考力に課題があるのではないかと感じたそうです。
Aさんとお母さまはすぐにMEDICAL DIGに問い合わせ、初回の無料相談を受けることになりました。
面談で私たちは、Aさんが抱える課題や普段の勉強方法について丁寧にヒアリングを行いました。
また、Aさんが今までに取り組んできた教材や模試の結果も見せていただきました。
ヒアリングといただいた資料を元に分析したところ、私たちは「Aさんは勉強量は十分であるが、勉強の『質』に問題がある」と結論づけました。
少し厳しい言葉になりますが、このように率直にお伝えさせていただきました。
Aさんが行っていた勉強方法は『量』に偏りすぎており、内容をしっかりと理解するためのプロセスが不足していました。
そこで私たちは、MEDICAL DIGでは勉強そのものだけでなく「非認知能力」にも着目したサポートを行っていることを改めてご説明し、Aさんにも非認知能力の重要性を理解してもらえるようお話ししました。
Aさんは「勉強の質が足りていない」という指摘にショックを受けながらも、「確かに思い当たる節がある」と答えてくれました。
そしてぜひ、医師になるためにも今の自分に足りない力を身に付けたいと言ってくれました。
お母さまも初回の面談の内容に非常に満足してくださったため、翌週からさっそく個別指導を開始することになりました。
【合格体験記|兵庫医科大学】学習計画の見直しと目的意識の養成
初回の授業から、講師は「なぜこの問題を解く必要があると思いますか?」とAさんに問いかけ、勉強の目的を意識してもらえるよう指導を行いました。
例えば、数学の問題に取り組む際には、ただ解答を導くだけでなく、「この問題を解くことでどのような力がつくのか」「他の問題に応用できるか」といった視点で考えさせ、解法の意味を理解するよう促しました。
また、Aさんは学習の具体的な計画を立てることができていませんでした。
「数学の問題集を解く」ということは決めていても、それを「いつまでに」「どんな内容を」「どれくらいの量」解くのかという具体的な計画が無く、毎日疲れるまで漫然と問題を解くだけになってしまっていました。
そこでMEDICAL DIGの講師は、Aさんの現状と目標を踏まえて、毎日どの問題集をどれだけやるのかについて非常に細かく指示を出すことにしました。
Aさんとお母さまは「こんなに細かく決めるものなのですか?」と驚かれていましたが、医学部受験において1日単位で学習内容を計画することは必須と言っても過言ではありません。
医学部受験では、学習しなければならない量が膨大である一方で、「入試当日まで」という期限が明確です。
そのため、試験本番の日から逆算して毎日どれくらいの勉強をこなせば良いのかを緻密に計画する必要がありますし、これによって着実に学力を積み上げていくことが大切です。
ですので、講師からは以下のようにお声掛けさせていただきました。
また、計画を立てるだけでなく2週間ごとに振り返りを行い、Aさんが勉強の進捗について自分で確認できるようサポートしていきました。
これにより、計画の甘さや進め方の改善点が明確になり、勉強の効率を少しずつ上げていくことができました。
【合格体験記|兵庫医科大学】非認知能力を活用した学習効率の向上
MEDICAL DIGでは、「非認知能力」を高めることが非常に重要であると考えています。
非認知能力とは、目的思考力や自己効力感、やり抜く力など、テストでは測れないスキルや特性のことで、学業や仕事など人生全般に大きく影響します。
こうした非認知能力の観点からAさんの勉強法を見直してみると、特に「目的思考力」と「やり抜く力」に課題があると考えられました。
逆に言えば、これらの能力を育むことでAさんの学習効率は飛躍的に向上させられるということになります。
そこで私たちは、まずAさんの「目的思考力」を強化していくことにしました。
Aさんは、これまではただ学習時間を増やして問題を解くだけの勉強スタイルになっていました。
「なぜその問題を解くのか」「解くことでどんな力が身に付くのか」という目的意識を持てておらず、「○○をしたから点数が上がる」という原因-結果の関係を意識することができていませんでした。
そのため、模試で成果が出ないときには「こんなに勉強しているのに結果が出ないなんて…」と落胆するだけで、「なぜ結果が出ないのか?」という分析までたどり着ける状態にありませんでした。
そこで講師はAさんに「問題を解くことで何が得られるか」を考えながら取り組むよう指導しました。
例えば、物理の問題を解く際には単に公式を覚えて当てはめるだけでなく、「この問題が兵庫医科大学の入試にどう役立つのか」を意識させ、実際の入試問題に応用できるようサポートしていきました。
これにより、模試で問題が解けなかったとき、以前は「なぜ解けなかったのかが分からない」という状態でしたが、MEDICAL DIGのサポートを受けてからは「○○の単元の復習が不十分だから、この問題が解けなかったのだ」と原因を分析する力を身に付けることができました。
また、Aさんは成果が見えないと途中で諦めやすい傾向があったため、途中で投げ出さずに取り組み続けるための「やり抜く力」を伸ばす必要がありました。
そこでMEDICAL DIGの講師は、Aさんが小さな目標を達成することで自信を持てるよう、短期的な目標を設定してクリアしていく方法(=スモールステップ)を提案しました。
例えば、「数学の問題を5題解く」「英語の長文問題を3つ読む」などの具体的な目標を設定し、達成するごとにフィードバックを行い、モチベーションを高めました。
こうした小さな成功体験を積み重ねることで、Aさんは「自分は計画したことを実行できる」という自己効力感を高め、勉強を最後までやり抜く姿勢を身に付けることができました。
【合格体験記|兵庫医科大学】成績の向上とPDCAサイクルの習得
Aさんの成績は、MEDICAL DIGの指導を受け始めてから少しずつ上向いていきました。
成績が上がることで自信が得られ、Aさんはより一層モチベーションを高めて勉強に取り組むことができました。
以前は焦りや不安にとらわれることが多かったAさんですが、模試で苦手な数学の点数が上がり安定してきたことで「自分はできる」という気持ちが生まれ、さらに学習意欲を高めることができました。
特に、
↓
「勉強したことによる結果と原因が実感できる」
↓
「点数が伸びないときも原因を分析して対処ができる」
という好循環が生まれたことは非常に素晴らしかったです。
最初のうちは講師と一緒に授業で模試の振り返りをしていましたが、8月頃からAさんは、授業の前に自分で模試の振り返りができるようになっていきました。
MEDICAL DIGをご利用いただいてからたった3か月でAさんがこのように大きく成長してくれたことは、私たちにとってもとても喜ばしいことでした。
Aさんのように自分自身で勉強のPDCAサイクルが回せるようになると、成績は見違えるように伸びていくことが非常に多いです。
Aさんの場合も、自分で模試の振り返りができるようになったタイミングから、ぐんと成績が上がっていきました。
【合格体験記|兵庫医科大学】苦手分野の克服と科目ごとの対策
兵庫医科大学の一般入試の科目は、英語・数学・理科2科目です。
Aさんは、「自分は数学と物理が苦手だから」と数学と物理に集中して取り組んでいました。
ですが、実は兵庫医科大学では数学と英語の配点が同じであり、英語でしっかりと得点することも、合格に近付くためには非常に重要な戦略となります。
こうした受験戦略についてもAさんは目的から考えることができておらず、「苦手だから」という感情から目の前の数学や物理に飛びついてしまっている状態でした。
そこでMEDICAL DIGの講師は、改めて兵庫医科大学の配点と難易度をAさんにお示しし、得意な英語を伸ばすことも有効な戦略であることをお伝えしました。
そして、日々の勉強の内容を見直し、苦手な数学と物理だけでなく、比較的得意な英語についても取り組むようにしました。
その結果Aさんは、「これまで苦手な数学と物理ばかり勉強していたので、机に向かうのが嫌になることも多かったが、得意な英語にもバランス良く取り組むことでモチベーションを維持しやすくなった」と仰っていました。
このように、医学部受験においては志望校合格という最終ゴールを見据え、戦略的に勉強の内容を組み立てることも大きなポイントとなります。
とはいえ、受験生本人は目の前のことで精一杯になってしまうことも多いので、予備校の講師やプロ家庭教師などの第三者から冷静なアドバイスをもらうことが大切です。
また、毎日必死で勉強に取り組みつつも、一歩引いた目で冷静に現状を分析することも大切です。
その場の感情に振り回されず、俯瞰した目線で現状を分析して計画を見直すことができるようになると、学力も自ずと上がっていきます。
こうした勉強に向かう際の姿勢は、自己肯定感や自己効力感、自律や目的思考力といった様々な非認知能力が土台となって初めて身に付けることができます。
学力がなかなか伸びずに悩んでいる方は、自分がどのような姿勢で受験勉強に向き合っているか、そして非認知能力の観点からご自身の資質を分析し、足りない要素は何かということについて振り返っていただければと思います。
【合格体験記|兵庫医科大学】本番直前の対策ポイント
試験本番が迫る中で、Aさんはこれまでの総復習を行い、兵庫医科大学の過去問演習に集中して取り組みました。
これまでも一部の過去問には取り組んできましたが、直前の時期には直近5年分の過去問を本番同様に時間を測りながら解くようにしました。
初めて本番どおりの時間割で取り組んだ際には、やはり数学と物理で制限時間内にすべての問題を解き切ることができませんでした。
一方で、得意な英語に関しては最後の難問まで手を付けることができ、合格平均点を遥かに上回る点数を取ることができました。
こうした結果を見て、Aさんは焦ることなく以下のように自分で振り返りを行ってくれました。
MEDICAL DIGを利用する前のAさんであれば、「問題を解き切れなかった、どうしよう」と焦るばかりで、このように自分で冷静に分析することはできなかったと思います。
ですが、1年かけて講師が振り返りの方法や学習のポイントを丁寧にお伝えした結果、Aさんはこのように自分で学習のPDCAサイクルを回すことができるようになりました。
講師からは最終段階のアドバイスとして、問題を解く順番のコツについてお伝えしました。
Aさんは計算が煩雑になるとミスが多くなったり、時間が掛かりすぎたりしてしまう傾向にありました。
そこでAさんは、時間が掛かりそうな問題を最後に解くようにしていました。
これは最もオーソドックスで悪い方法ではありませんが、後半になるほどスタミナが切れて集中力が落ちるというデメリットもあります。
そこで講師からは、計算量が多くなりそうな大問は中盤に解き、時間を見て後半の小問は解かずに次の問題に進むという順番を提案しました。
これにより単純な計算ミスによる失点を防ぎ、さらに正答率が低く合否に差のつきにくい後半の小問に時間を掛け過ぎることも避けることができます。
入試直前の時期には、こうした問題の取捨選択も非常に重要になります。
もちろん、最初から問題を取捨選択する戦略を取ってしまうと、「このくらいでいいや」という意識が強くなり、モチベーションが低下してしまう可能性があるためおすすめできません。
ですが、入試直前の時期には合格のために1点1点にこだわる必要がありますし、受験生本人もその意識が強くなります。
ですので、入試直前の時期にはこのようにはっきりと「この問題は捨て問なので、諦めましょう」ということもお伝えするようにしています。
どの問題を捨てるべきかをお伝えするタイミングや伝え方は、前述のようにモチベーションの低下にもつながりかねないため慎重な判断が必要です。
医学部受験の経験が豊富な講師だからこそできる指導であり、講師選びの際にはぜひこうした指導経験の豊富さにも注目していただきたいと思います。
さて、Aさんは無事に第一志望である兵庫医科大学に合格することができました。
講師への合格報告の際、Aさんは「この合格は単なる勉強の結果だけでなく、自分自身の成長の証だと思う」とお話ししてくれました。
Aさんは受験勉強を通じて、単なる知識の習得だけでなく「やり抜く力」や「目的思考力」といった非認知能力を大きく成長させることができました。
これらの力を身に付けたことで、Aさんは今後の人生においても困難な課題に対して粘り強く取り組み、目的意識を持って解決していくことができるでしょう。
この合格体験は、Aさんにとって医学部受験の範囲を越えて、自身の生き方にも影響を与える重要な経験になったと思います。
【合格体験記|兵庫医科大学】Aさんの合格体験から見える「非認知能力」の価値
Aさんは、勉強量を増やすことだけでは成績の伸び悩みを克服できませんでした。
だからこそ、Aさんの兵庫医科大学合格までの道のりは「学びの質」や「非認知能力」の重要性を教えてくれます。
以下では、Aさんの体験を通じて明らかになった「非認知能力」の価値について、改めて確認していきます。
自己効力感とやり抜く力
Aさんの成績が向上し始めた背景には、MEDICAL DIGのサポートを通じて自己効力感が養われたことがありました。
自己効力感とは、「自分はできる」という感覚であり、受験勉強においてはモチベーションを保つための大きな支えとなります。
Aさんが小さな目標を一つずつ達成し、その達成感を味わうことで「もっと頑張れば、もっと自分は成長できる」と実感できるようになったことが、Aさんの自己効力感の向上につながりました。
その結果、成果が出ないときに諦めてしまいがちだったAさんも、「自分にはできるはずだ」と信じてやり抜く力を身に付けることができました。
目的思考力の重要性
Aさんが受験勉強を通じて得たもう一つの非認知能力は「目的思考力」でした。
特に、模試の結果に一喜一憂せず、常に「何が課題で、どう改善すれば良いか」を考える習慣を身に付けたことで、成績向上のための効果的なアプローチができるようになりました。
目的から考えて行動する力は、兵庫医科大学の試験だけでなく、今後の学びや医師としてのキャリアにおいても大いに役立つスキルです。
目標達成への道筋を考える「計画力」
Aさんは受験勉強を通じて、目標達成のためにどういった道筋をたどるべきかを考える「計画力」も身に付けることができました。
MEDICAL DIGの講師との振り返りや計画づくりを重ねる中で、勉強の進捗状況や課題に合わせて柔軟に学習計画を調整することを学びました。
この計画力は、受験勉強だけにとどまらず、今後の医師としてのキャリアにおいても重要なスキルとなります。
【合格体験記|兵庫医科大学】保護者さまのサポートとAさんのこれから
Aさんの受験においては、保護者さまのサポートも大きな役割を果たしました。
浪人生活の中で焦りや不安を抱えていたAさんに対し、保護者さまが「見守り、励まし、信じる」という姿勢で接したことは、Aさんの医学部受験において大きな励みになりました。
Aさんの成績が振るわないときも、Aさんの保護者さまはAさんを責めたり、目標を下げることを提案したりせず、ただ静かに応援を続けてくださいました。
保護者さまの適切なサポートはAさんにとって大きな支えとなり、プレッシャーの多い中でも比較的安定したメンタルで学習に取り組むことができました。
また、保護者さまとMEDICAL DIGが密に連携を取り、Aさんの学習状況を共有したことが、より効果的なサポートの提供につながりました。
保護者さまに対して、私たちは不安や疑問を感じたらその都度仰っていただくようにお願いしていました。一方で保護者さまは、Aさんの前では不安や心配する素振りを一切見せませんでした。
合格後、保護者さまからは以下のように感謝のお言葉をいただきました。
MEDICAL DIGさんにお世話になるまでは、本当に兵庫医科大学に合格できるか、心配でいっぱいでした。
ですが、こちらの授業を受けてからずっと横ばいだったAの成績は少しずつ良くなり、親の目から見てもAが自信を付けていっているのがわかりました。
とはいえ、時には志望校のレベルを下げた方が良いのではと思う場面もあり、何度も講師の先生にご相談させていただきました。
その度に先生からは「Aさんは本当に頑張っていらっしゃいますよ。この調子でいけばきっと大丈夫です。例えば、この間の模試では数学の○○の問題で…」と親である私たちにも非常に詳しく状況を説明してくださいました。
丁寧に説明していただくことで私たちもとても安心でき、Aの前では明るく前向きに振舞うことができました。
***
また、Aさんのお母さまは、Aさんの非認知能力が大きく成長したこともとても喜んでくださいました。
受験勉強を通じて得られた学びは、単なる知識やスキルにとどまらず、将来にわたって活かせる「人間力」としてAさんの中に深く根付いています。
Aさんは、今後兵庫医科大学で学ぶ中で、今回培った「やり抜く力」や「目的思考力」を活かしさらなる成長を見せてくれることと思います。
【兵庫医科大】このままで合格できるか心配な方へ|簡単合格率チェック
兵庫医科大学を目指す受験生や保護者さまの中には、「今の勉強方法を続けていて、合格できるのだろうか…?」と不安を感じている方もいらっしゃると思います。
このままのペースで勉強を続けていいのか、今の自分の勉強方法が合っているのか知りたい方は、ぜひ以下の「合格可能性チェックリスト|兵庫医科大学編」をお試しください。
1. 問題を手当たり次第に解いていて、取捨選択していない
2. 「とにかく時間を掛けて勉強すれば良い」と考えている
3. 参考書や問題集選びに時間を掛け過ぎてしまう
4. 前々回の模試と直近の模試の成績が変わらないか、下がっている
5. 初見の問題を見ると何から手を付けて良いか分からず、手が止まってしまう
6. 自分より勉強時間の少ない人にテストの点で負けたことがある
7. 1日の勉強時間が平均6時間未満である
8. 1日にスマホを1時間以上触っている
9. 学校の定期テストで80点未満の科目がある
10. 睡眠不足などで学校の授業に集中できていない
○ 0項目
順調に受験勉強が進められています!このままのペースで頑張りましょう。
○ 1~2項目
良いペースですが、もう少し勉強の効率を上げることができそうです。
○ 3~5項目以上
改善の余地がかなりあります。まずは1日のスケジュールから見直しましょう。
○ 6項目以上
かなり合格の可能性は低いです。本当に兵庫医科大学に進学したいのか、今一度じっくり考えましょう。
チェックリストで3項目以上に当てはまった人は、まだまだ勉強への取り組み方を改善する余地があります。
また、それぞれのチェック項目からは、「今の自分に不足している力」を見つけることができます。
例えば、チェック項目①〜③に当てはまる人は、「目的思考力」が不足していると考えられます。
一例として「③参考書や問題集選びに時間を掛け過ぎてしまう」については、本来は良い参考書や問題集を選ぶことは目的ではなく、そこに載っている問題を解くことが目的であるにも関わらず、「参考書や問題集を選ぶ」という目的以外の行動に時間を費やしてしまっています。
「目的から考えて行動する力」は医学部受験において非常に大切です。
というのも、“合格するために今何をすべきか”を考え行動することが、効率よく学習を進めることにつながります。
やみくもに問題を解くのではなく、「なぜこの問題を解くのか」という目的意識を持つことで、漫然とただ問題量をこなすという勉強方法から一段ステップアップすることができます。
さらに、「目的思考力」は個々の問題を解く際にも重要です。
問題文を読んだときに、「この問題で問われていることは何か」「問題作成者の意図は何か」というように、その問題の“目的”が考えられるようになると、解法の糸口も見つけやすくなります。
他にも、チェック項目⑦や⑧に当てはまる人は、「やり抜く力」が不足していると考えられます。
「やり抜く力」とは、自分でルールを決め、そのルールに則って行動する能力のことです。
受験においては、「毎日○時間勉強する」のようにコツコツと努力を積み重ねることが非常に大切です。
やり抜く力が不足していると、ついついダラダラしてしまったり、「今日くらいサボってもいいや」と課題を後回しにしたりしてしまいます。
そのため、勉強の量が不足することが多く、思ったように学力が伸びていきません。
やり抜く力が不足していると感じる人は、勉強に対する姿勢を今一度見直し、自分を律しながら受験勉強に挑むようにしましょう。
「毎日勉強を頑張りたいのに、ついついサボってしまう」
といった方は、「目的思考力」や「やり抜く力」といった“非認知能力”に課題があるかもしれません。
非認知能力とは、学力や知能指数のようにテストで測ることのできない能力のことで、学力の向上にも大きな影響を与えるものとして近年注目されています。(参考:平成30年度埼玉県学力・学習状況調査データ活用事業における分析結果概要(統計分析) (saitama.lg.jp))
MEDICAL DIGでは、学習指導に先立って、まずは無料相談で現在のお悩みや課題を詳しくお伺いし、その際に併せて「非認知能力診断(30分程度)」を実施します(非認知能力診断も無料で実施させていただきます)。
そして、生徒さまの非認知能力の強みと課題を分析し、より詳細なデータを元に進路指導や授業内容の検討、カリキュラム作成などを行ってまいります。
色々な塾や予備校を試したけれど学力が伸びないという方や、たくさん勉強しているのにテストの点数が上がらないといった「伸び悩み」の問題を抱えている方は、ぜひ一度非認知能力に特化したMEDICAL DIGのサービスをお試しください。
【合格体験記|兵庫医科大学】非認知能力を活かした医学部受験のまとめ
Aさんの合格体験は、ただ勉強時間を増やすだけでは思うように成績が上がらなかった中で、「学びの質」と「非認知能力」を見直すことにより、限られた時間の中で効率的に成長することができた実例です。
Aさんが兵庫医科大学に合格するまでの道のりは、これから医学部受験に挑む皆さまにも多くの示唆を与えてくれると思います。
医学部受験という険しい道のりにおいては、勉強の「量」にばかり注目するのではなく、「何を、どう学ぶか」という「質」や、やり抜く力といった非認知能力の重要性に目を向けることが大切です。
受験生の皆さまも、Aさんの体験を参考にして、ご自身の学習方法や非認知能力について今一度振り返っていただければと思います。
「なぜこの問題を解くのか」「どのように勉強すれば合格に近づくのか」という視点を持ちながら質の高い学びを積み重ねていくことで、合格への道は必ず見えてきます。
MEDICAL DIGではそんな皆さまの頑張りを応援するために、合格まで誠心誠意寄り添いサポートしてまいります。
Aさんのように、たくさん勉強しているのに成績が上がらず悩んでいる方は、ぜひ一度医学部専門個別指導MEDICAL DIGまでご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。