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【医学部受験】勉強と部活動の両立|時間管理や効率的な勉強法を紹介

【医学部受験】勉強と部活動の両立|時間管理や効率的な勉強法を紹介

医学部を目指す高校生の皆さんの中には、勉強と部活動の両立について悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

医学部に合格するためには相当な勉強量が必要ですが、一方で「3年生までしっかり部活動を頑張りたい」と考えている方もたくさんいらっしゃいます。

部活動をすると勉強に割ける時間はどうしても少なくなりますし、体力も消耗します。
医学部を目指すのであれば部活動はあきらめた方が良いのかな…と考えてしまいがちですが、部活動を通して得られるチームワークや粘り強さは、医師として働く際にも、そして受験を勝ち抜くためにも大変重要なスキルとなります。

医学部を目指しながら部活動を続けることには、メリットとデメリットの両方があります。

この記事では、医学部を目指している高校生の皆さんが部活動を続けるメリットとデメリットを解説するとともに、勉強と部活動を両立するための具体的な方法について紹介していきます。

京都大学医学部を始めとする現役医学部生たちの経験を踏まえながら解説していきますので、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。

【執筆・監修】
医学部受験の専門家 
妻鹿潤
・16年以上1500名以上の指導実績あり
・個別指導塾の経営・運営でお子様の性質・学力を深く観る指導スタイル
・yahooやSmartNews、Newspicksなどメディア向け記事も多数執筆・掲載中

医学部志望で部活動を続けるメリット・デメリット

医学部志望で部活動を続けるメリット・デメリット

医学部を目指しながら部活動を続けることについて、多くの人は「時間が無い」「体力を消耗する」といったデメリットを思い浮かべると思います。

確かに、医学部を受験する場合は一般的な大学受験に比べるとよりたくさん勉強する必要がありますし、そんな中で夕方遅くまで(さらに朝練があることもあります)部活動をしていると、塾や家ではクタクタで勉強どころではなくなってしまう場合もあります。

一方で、部活動に取り組むことでチームワークや粘り強さを身に着けることができますし、身体的・精神的なスタミナもつけることができます。
また、勉強ばかりではなく適度に身体を動かしたり、文化的・芸術的な活動に参加したりすることで心身のリフレッシュを図ることもできます。

医学部を目指しながら部活動を続けることについては、メリットとデメリットの両方があり、続けた方が良いのか、それとも勉強に集中した方が良いのかは個々人で異なります。

以下で挙げるメリットとデメリットを参考に、自分にはどちらの選択が合っているのかじっくり検討していただければと思います。

<医学部受験と個人の性質(アトリビュート)>

効率的な勉強方法や実践しやすい学習計画は人によって異なります。
医学部合格という高い目標をクリアするためには、まずは自分の個性を分析し、自分に合った学習スタイルを見つけることが大切です。

MEDICAL DIGでは、行動原理や認知の特性など個々の特性を「アトリビュート」と呼んでおり、アトリビュートに着目した学習指導に取り組んでいます。

医学部志望で部活動を続ける4つのメリット

医学部志望で部活動を続ける4つのメリット

医学部を目指しながら部活動を続けることのメリットには、以下の4つが挙げられます。

  1.  スキルや経験の獲得
  2.  リフレッシュとストレス解消
  3.  自己実現や居場所の獲得
  4.  面接の際のアピールポイントになる

スキルや経験の獲得

スキルや経験の獲得

まず、①スキルや経験の獲得についてですが、部活動に参加することでチームワークやリーダーシップ、コミュニケーション能力などの社会的なスキルを獲得することができます。

これらのスキルは、将来医師として働く際に患者さんと関わったり、ほかの医師や看護師、技師と協力して治療に当たったりする際に大きく役立つものになります。

患者さんや医療従事者の仲間としっかりとコミュニケーションが取れることは、医師として欠かせない資質です。高校生の段階からこうしたスキルを身に着けることは、大変重要と言えるでしょう。

また、「部活を3年間頑張り抜いた」「仲間たちと一緒に練習に励むことで、チームとしての強い絆が築けた」という経験はかけがえの無いものであり、その後の人生における自信や自己肯定感につながります。

こうした面からも、医学部を目指す高校生が部活に参加する意義は非常に大きいと言えます。

リフレッシュとストレス解消

リフレッシュとストレス解消

医学部を目指す高校生は、受験のことで頭がいっぱいになってしまいがちです。

ですが、四六時中勉強していると心身の調子を崩してしまいかねませんし、大きなプレッシャーを常に感じていると、バーンアウト(燃え尽き症候群)してしまう可能性もあります。

医学部志望の方にとっては、受験勉強以外のことにも適度にコミットし、勉強一辺倒になりすぎないよう生活のバランスを保つことが大切です。
息抜きの方法にはいろいろありますが、部活動は一つの選択肢になるでしょう。

ゲームやYouTube、SNSなどを息抜きの手段にしても構いませんが、これらは中毒性が強く自制が利きづらい面があります。
一方、部活動であれば活動時間が一定で生活のリズムを保てますし、仲間とのおしゃべりや交流を通してリフレッシュすることもできます。

しっかりとリフレッシュすることは長期戦となる受験勉強においてとても重要ですので、意識して取り組むようにしましょう。

自己実現や居場所の獲得

自己実現や居場所の獲得

医学部や難関大学を目指す高校生にありがちなのが、学校・塾・家の往復ばかりになってしまい、日々の楽しみが全く無いという状況に陥ってしまうケースです。

一昔前には「受験ノイローゼ」と呼ばれていたものですが、高校生の時期にこうした精神状態になってしまうのは望ましくありません。

このような状態になると、せっかく第一志望に合格したとしても「自分は何のために勉強していたのだろう」「やりたいことが分からない」といった抑うつ的な気分が続き、大学入学後も医師になるための勉強に前向きに取り組むことができなくなる場合もあります。

例えば部活動に参加し、自分の特技を発揮できたり、仲間に存在を認められたりすることで、このようなノイローゼ的な状態を回避することができます。
自分には存在価値があると思えるからこそ、人は前向きに日々を過ごし、目標に向かって邁進することができます。

もちろん、部活動以外で自己実現や居場所を獲得しても構いませんが、少なくとも自分が「受験ロボット」になってしまっていないかについては定期的に振り返るようにしましょう。
また、受験生のいらっしゃるご家庭においては、お子さまの様子を丁寧に見守っていただきたいと思います。

面接の際のアピールポイントになる

面接の際のアピールポイントになる

高校時代に勉強しかしておらず、社会性の成長が不十分に見える受験生と、部活動やボランティアなど様々な活動に関わり、社会性を十分備えた受験生がいた場合、筆記試験の点数が同じであれば大学は必ず後者を合格させます

医学部に関して言えば、「ペーパーテストは優秀だけれど、コミュニケーション能力に難がある医師が多すぎる」という点がメディア等でもたびたび指摘されているため、今後、医学部の入試においては他学部よりもさらに社会性やコミュニケーション能力が重視されるようになる可能性もあります。
(参考:東大卒医師の3人に1人は医師不適格者? | 文春オンライン (bunshun.jp)

また、医師は体力勝負の仕事でもあります。
長時間労働が常態化しており、さらに休日も十分に確保できないという点については以前から問題が指摘されており、2024年からはいわゆる「医師の働き方改革」が始まる予定です。
(参考:働き方改革をめぐる最近の動向 (mhlw.go.jp)

今から医学部受験をする高校生や浪人生の皆さんが医師として現場で働く頃には、労働環境はある程度改善されていると思われますが、とはいえ夜勤や緊急対応が無くなるわけではありません。

「勉強と部活を両立できた」という経験は、医師として心身ともに健康に働ける資質があるということに直結します。
医学部の面接では、「自己PR」や「高校時代に頑張ったこと」について必ずと言っていいほど聞かれますので、部活動と受験勉強の両方を頑張った場合は積極的にアピールしていきましょう。

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医学部志望で部活動を続ける3つのデメリット

医学部志望で部活動を続ける3つのデメリット

当然ながら、医学部を目指しながら部活動を続けることに対するデメリットも存在します。
主なデメリットは以下の3点です。

  1.  時間が足りない
  2.  体力を消耗する
  3.  ストレスが溜まる

時間が足りない

時間が足りない

多くの方が想像するとおり、医学部に合格するには膨大な勉強時間が必要です。

部活動に参加すると、当然その分の時間は勉強に充てることができないため、単純に勉強時間が不足してしまい受験に失敗するというパターンが想定できます。

時間が足りないからと睡眠を削って勉強する人もいますが、一切おすすめできません。
睡眠が不足すると脳のパフォーマンスが大幅に低下するほか、記憶の定着も睡眠中に行われるため、受験勉強において睡眠を削ることは全くメリットが無いものと考えましょう。

睡眠時間を削るくらいであれば、部活を諦めるか、塾や家庭学習をやめて家でたっぷりと寝て、日中の授業にしっかり集中できるようにする方がよほど効率的です。

また、効率良く勉強を進めたり、志望校のレベルを下げたりすることによって必要な勉強時間を少なくすることは可能ですが、それでもある程度の勉強量は必要であり、部活を続ける場合は遊びや余暇の時間については最低限に留めなければならないことを覚悟しましょう。

体力を消耗する

体力を消耗する

部活動で身体を動かしたり、創作活動に勤しんだりすることで気持ちをリフレッシュすることができますが、同時に体力や脳のエネルギーも消耗します。

いくら気持ちがリフレッシュできたといっても、机に向かうと眠気が襲ってくるようでは本末転倒です。

リフレッシュのために部活動を行う場合には、体力を消耗しすぎないように注意し、後で勉強するためのエネルギーを温存するようにしましょう。

どうしても部活動に全力を傾けてしまうタイプの人は、残念ながら勉強と部活の両立には向いていないかもしれません。
「3年生で引退するまでは部活に全力、引退後は受験勉強に全力」という形で見事合格を果たすタイプの人もいますが、引退後に半年程度勉強しただけで医学部に合格できる人はごく僅かです。

部活動をいつまで続けるのかについては、自分の志望校や学力、特性や能力をしっかりと見極め判断することが大切です。

ストレスになる

ストレスになる

部活動を行うことがストレス解消になる人がいる反面、勉強と部活の両立により忙しくなることで、逆にストレスを溜めてしまう人もいます。

学校の授業・部活・塾でスケジュールがみっちりと埋まってしまい、一日の中で気楽に過ごせる時間が一切無いという状況では、心身ともに強いストレスが掛かります。
そのような状況が続くと体力や精神力に限界が来て倒れてしまうかもしれませんし、前述のようにノイローゼ状態になってしまう可能性もあります。

楽しく前向きに部活動に参加できているのであればまだしも、練習がキツかったり、「良い成績を残さなければ」というプレッシャーが強かったり、あるいは人間関係で疲れたりするようでは、限られた時間を部活動に充てる意義がほとんどありません。

部活を続けることが精神的にも、そして肉体的にもストレスになっていると感じる場合は、無理せず退部したり、一時的に休んだりすることも大切です。

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医学部志望で勉強と部活を両立させるための3つのポイント

医学部志望で勉強と部活を両立させるための3つのポイント

医学部を目指しながら部活動を続けることのメリット・デメリットを踏まえた上で「部活動を続けたい!」と考えている方のために、この章では両立のためのポイントを3つに絞って解説していきます。

学習計画やスケジュール管理については「こうすれば良い」というただ一つの正解があるわけではありません。
個々人の性格や能力によって最適な勉強方法やスケジュール管理の方法は変わってきますので、自分がどんな特性を持っているのかをしっかり分析し、自分に合ったやり方を見つけていきましょう。

医学部志望で勉強と部活を両立させるためのポイント①学習計画

医学部志望で勉強と部活を両立させるためのポイント①学習計画

部活動と受験勉強を両立させる上で最も重要なのが、「適切な学習計画を立てること」です。

無限に時間があるのであれば、手当たり次第に勉強していてもいずれは合格点に到達できるかもしれません。

ですが、試験当日までの限られた時間の中で確実に目標に到達するためには、綿密に計画を立てることが必須です。

医学部受験を考えているのであれば、高校3年生の6月頃までには全範囲の履修を終えることを目標にしましょう。進学校の場合は、普通に授業を受けているだけでこの目標はほとんど達成できると思います。

ただし、一部の授業の内容が頭に入っていなかったり、極端に苦手な単元があったりして基礎問題が解けないようであれば、“履修を終えた”とは言えません。
模試などのタイミングで定期的に復習し、高3の6月時点で全教科・全範囲の標準問題が解けることが目標です。

部活動を続けながらこの目標をクリアするためのポイントは、「学校の授業をフル活用すること」です。
わざわざ学習計画を立てなくても、教科書に沿って一定のペースで学習を進めてくれるのが学校の授業であり、これを活用しない手はありません。

さらに、定期テストによって内容が身についているかのチェックもしてくれます。
わざわざ塾に通わなくても、学校の授業をしっかりと受けていれば教科書の範囲を標準問題レベルで身に着けることは十分可能ですので、高1~2年生にかけては特に、焦らず確実に基礎力を養うことを意識しましょう。

ただし、学校の授業だけでは高3の6月までに全範囲の履修が終わらない場合や、学校の授業だけではどうしても内容の理解が難しい場合は、塾や家庭教師の力も借りながら学習を進める必要があります。

授業の進度については学校の先生に確認するとともに、真面目に授業を聞いてテスト勉強もしているのに定期テストで点が取れないようであれば、塾を検討したり、勉強の取り組み方に非効率な部分が無いかチェックしたりするようにしましょう。

全ての範囲の履修が終わったら、志望校の問題で目標点が取れるよう演習をこなしていきます。

演習については基本的には数をこなすことが大切ですが、得意な教科をさらに磨いていけば良いのか、苦手を無くした方が良いのか、理系科目と文系科目、どちらで差を付けるのが有利かなど、様々な点から分析しより効率的に取り組むことが大切です。

自分だけでこれら全てを分析して計画を立てることは非常に難しいため、問題演習に取り組む際には、医学部受験の指導経験が豊富な先生や塾講師、家庭教師などに相談して戦略を練るようにしましょう。

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医学部志望で勉強と部活を両立させるためのポイント②スケジュール管理

医学部志望で勉強と部活を両立させるためのポイント②スケジュール管理

計画どおりに学習を進めるためには、日々のスケジュール管理が欠かせません。

特に部活動との両立を目指す場合は、生活リズムにメリハリを付けることが重要です。

「何を、何時間、勉強しようかな?」とその都度考えていては勉強の効率が落ちてしまいます。
曜日ごとに勉強内容を決めてしまうなどして、いちいち考える手間を省略していきましょう。

授業があったその日に復習すると記憶が定着しやすいため、曜日ごとに勉強内容を決める場合は、学校の授業と家庭学習の内容を連動させるのがオススメです。(参考:忘却曲線 – Wikipedia

まずは、「部活動がある平日」を基準として、何時間勉強に割けるかを考えましょう。

部活動がある平日に2時間勉強できるのであれば、

  • テスト前などで部活動が無い平日は5時間
  • 部活動やその他の用事がある土日は7時間
  • 部活動やその他の用事が無い土日は11時間

といったようにスケジュールを立てていくことができます。

テスト前や土日などで基準の2時間にプラスして勉強できる分はバッファ(ゆとり、余力)と捉え、平日2時間で復習しきれなかった分や定期テストの対策、模試の振り返りなどに充てると良いでしょう。

計画どおりに勉強できたらカレンダーにチェックを付けたり、勉強した時間分のマス目を塗りつぶしたりして勉強量を可視化すると、モチベーションアップにもつながります。

長い受験勉強を乗り越えるためには、ある意味ではゲーム感覚で勉強に取り組むことも大切です。自分の性質を見極めながら、スケジュール管理のモチベーションを保っていきましょう。

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医学部志望で勉強と部活を両立させるためのポイント③しっかり寝る・休む

医学部志望で勉強と部活を両立させるためのポイント③しっかり寝る・休む

時間が無いからと言って睡眠を削るのは何よりも悪手です。

夜遅くまで勉強する→昼間の授業で眠たくなり集中できない→分からない部分を家で夜遅くまで勉強する→寝る時間が遅くなる→昼間の授業で眠くなる…という悪循環を起こしている高校生は非常に多いです。

この悪循環に陥ると、同じ内容について学校と家で二重に勉強していることになり、およそ倍の時間が掛かってしまいます。
受験までの限られた時間の中で、教科書の学習だけに時間を掛けすぎるのはマイナスが大きいため、夜はしっかり寝て、昼間の授業に集中できるようにコンディションを整えましょう。

睡眠は脳のパフォーマンスに大きな影響を与えることが知られています。
寝不足で頭がぼーっとして考えがまとまらないという経験は誰しもあると思いますが、逆にしっかりと寝ることで頭がスッキリして、いつもよりも勉強が捗ると感じたことがある方も多いのではないでしょうか。

また、頭がスッキリするだけではなく、記憶の定着にも睡眠は重要だと言われています。

私たちの記憶は睡眠中に整理され、関連する記憶と結び付けられるのですが、睡眠を介さないと覚えたことは未整理のまま、記憶の保管庫の奥底に沈んで見つけられなくなってしまいます。
一夜漬けで勉強したときに、翌日のテストでは点が取れてもすぐに内容を忘れてしまうのは、この睡眠と記憶のメカニズムが関係しています。

少し前に学習した内容でも思い出せたり、問題を見たときにスムーズに記憶が引き出せたりするのは睡眠のお陰です。

付け焼刃の知識ではなく、入試当日までしっかりと学習内容を定着させたいのであれば、十分に睡眠を取ることを心掛けましょう。(参考:第1回 睡眠と記憶について|知っていますか?「勉強に効果てきめんな睡眠」の手に入れ方 (konan-u.ac.jp)

<最適な睡眠時間は7時間?>
必要な睡眠時間は7時間とも8時間とも言われていますが、実際のところ、人によって最適な睡眠時間は異なります。
最近では睡眠管理アプリなどもあるため、適宜活用しながら自分に必要な睡眠時間を計測してみると良いでしょう。

また、睡眠だけでなく休養を取ることも大切です。

日々の部活や勉強に追われていると、ついつい「休んでいる時間なんて無い!」と休むことを疎かにしてしまいがちですが、趣味を楽しんだり、何も考えずぼーっとしたりすることで脳の働きが回復することが知られています。(参考:「脳を休ませれば人生が変わる」。パフォーマンスUPのための積極的休養のすすめ /脳神経外科医・菅原道仁 | マイナビニュース (mynavi.jp)

あまりにも根を詰めすぎると、入試本番までにエネルギー切れを起こしてしまうかもしれません。

特に入試直前の時期になると、焦りから頑張りすぎてしまうケースも多いのですが、そういったタイミングでこそしっかりと睡眠・休養を取ることを心掛けしましょう。

京大医学部に現役合格したYouTuberのクリリンさんの合格体験記では、3年生の冬休み前にE判定が出てしまったものの、しっかりと睡眠を取るようにしたところ、センターで無事に好成績を取れたというエピソードが掲載されています。

真面目な生徒さんほど無理をしがちな傾向にあります。
自分が真面目で頑張りすぎるタイプなのか、それとも楽観視しすぎるタイプなのかによって休養や睡眠の捉え方は変わってきますので、この点においてもしっかりと自己分析していきましょう。

京都大学医学部の特徴|特色入試・マイコースプログラム・6年間の過ごし方
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日本の最難関医学部と言えば、東大医学部と京大医学部。 両者の偏差値はどちらも72.5で、ボーダー得点率は90%を超えています。 偏差値は同じでも、東大と京大で掲…

医学部を目指しながら勉強と部活を両立する方法のまとめ

医学部を目指しながら勉強と部活を両立する方法のまとめ

この記事では、医学部志望の高校生が勉強と部活を両立させるための方法について詳しく解説してきました。

改めてポイントをまとめると、以下のとおりです。

<POINT>

  • 医学部を目指しながら部活を続けることには、メリットとデメリットの両方がある
  •  医学部志望で部活を続けるメリットには、「スキルや経験を得られる」「リフレッシュできる」「居場所になる」「面接のときにアピールできる」などがある
  •  医学部志望で部活を続けるデメリットには、「時間が足りなくなる」「体力を消耗する」「ストレスになる」などがある。
  •  部活を続けた方が良いかどうかは、個々人の性質を鑑みて判断する必要がある
  •  医学部を目指しながら部活動を続ける場合は、「適切な学習計画を立てる」「スケジュール管理を徹底する」「睡眠と休養をきちんと取る」ことが大切

医学部や難関大学を目指す高校生の方の多くは、勉強と部活の両立に不安を感じておられると思います。

ですが、部活を続けることで得られるメリットもありますので、自分には無理だと最初から諦めるのではなく、メリットとデメリット、そして自分の性質をしっかりと見極めながら判断することが大切です。

私たち医学部専門個別指導MEDICAL DIGでは、物事に向き合う姿勢や行動原理など、その人が持っている特性(=アトリビュート)を徹底的に分析し、個々人にあった学習計画と勉強方法を提案しています。

現役の医学部生講師が、講師自身の経験も踏まえながら適切に指導・アドバイスいたしますので、自分に合った勉強方法を見つけたい方や、今通っている塾の効果が今一つ実感できない方などは、ぜひ一度MEDICAL DIGにご相談ください。

授業や面談はオンラインで承っていますので、遠方にお住まいの方もご利用いただけますし、塾や予備校との併用についても柔軟に対応いたします。

<MEDICAL DIGはこんな方にオススメ>

  •  自分に合った勉強方法を見つけたい
  •  長時間勉強しているのになかなか学力が伸びない
  •  家の近くに医学部専門塾が無い
  •  今通っている塾や予備校と併用してサービスを受けたい

初回面談・アトリビュート分析・体験授業は無料ですので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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