医学部を目指している人の中には、地域枠での受験を検討している人もいるのではないでしょうか?
医学部の地域枠は、返還不要の奨学金が受けられるという大きなメリットがある一方、一定期間は指定の医療機関に勤務しなければならないという制限もあります。
へき地の医師不足を解消するために創設された「地域枠」の制度について、この記事で詳しく解説していきますので、ご関心のある方はぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
- 医学部地域枠での受験を検討している
- 医学部地域枠のメリット・デメリットを知りたい
- 地域枠のある医学部や、定員割れしている医学部を調べたい
医学部受験の専門家
妻鹿潤
・個別指導塾の経営・運営でお子様の性質・学力を深く観る指導スタイル
・yahooやSmartNews、Newspicksなどメディア向け記事も多数執筆・掲載中
医学部地域枠の制度について
医学部地域枠とは、指定された地域(医師不足のへき地や離島など)で医師として将来働くことを条件に、一般入試とは別の枠で受験したり、奨学金などを受けられたりする制度のことです。
へき地における医師不足や診療科の偏在を解消するために厚生労働省が導入した制度で、奨学金によって一般家庭からの医学部進学者を増加させることも目的の一つとして挙げられています。(参考:厚生労働省【参考資料3】地域枠の概要について (mhlw.go.jp))
地域枠で医学部に入学すると、大学卒業後の一定期間は決められた地域で医師として勤務しなければなりません。
指定された地域で勤務しなければならない期間は9年間であることが多く、6~12年間の場合もあります。
また、「その地域の出身者であること」が地域枠の出願要件となっている場合があります。
地域枠での受験を検討する場合は、自分が出願要件をクリアしているかどうかをまずは確認しましょう。
さらに、受けられる奨学金の仕組みなども大学や都道府県によって異なるため、地域枠で受験する際には、その大学の入試要項をよく確認することが大切です。
地域枠で受験するということは、6年間の医学部生活に加え、卒業後の9年間も決められた地域で勤務することになります。
つまり、合計で15年という長い時間を、どこで・どのように過ごすかが医学部入学の段階で決まってしまうことになるため、慎重に検討するようにしましょう。
ちなみに、地域枠のように、卒業後の一定期間、勤務先を限定する制度は日本のみで取り入れられているものであり、アメリカなどの諸外国では類似の制度は設けられていません。
医学部地域枠の「別枠方式」と「手挙げ方式」
医学部地域枠には、「別枠方式」と「手挙げ方式」の2つの募集方式があります。
多くの医学部は「別枠方式」を採用しており、地域枠と一般枠を別枠で募集しています。
「別枠方式」の中でも、地域枠が一般枠よりも先行して募集される場合と、一般枠と地域枠が同時に募集される場合があります。
志望校を検討する際には、出願や合格発表のタイミングをよく調べ、自分の状況に合った制度の医学部を選ぶことが大切です。
もう一方の「手挙げ方式」は、入学後に地域枠に応募する形式となります。
代表的なのが千葉県の独自貸付コースで、この制度では入学後に地域枠に応募し、返還不要の奨学金を受けることができます。
千葉県の独自貸付コースの対象は、千葉大学・順天堂大学・日本医科大学・帝京大学・東邦大学・国際医療福祉大学・東京慈恵会医科大学の7大学であり、千葉県以外に在住する人にとっても使いやすい制度となっています。
医学部地域枠の募集人数一覧【国立・私立】
医学部地域枠の募集人数について、都道府県ごとに表にまとめました。
<都道府県ごとの地域枠の募集人数(2022年度)>
※最新の情報については、必ず各大学のホームページでご確認ください。
この表からは、医師が不足している地域(北海道や東北など)では募集人数が多く、医師が充足している地域(都心部)では募集人数が少ないという傾向が読み取れます。
また、人口に対して医学部が少ない都道府県(静岡県など)も募集人数が多くなっています。
なお、定員割れの状況については、「2-2.医学部地域枠の定員割れ」で詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。
地域枠を設けている大学は国公立大学の方が多いものの、東北医科薬科大学や帝京大学、関西医科大学を始め、2023年現在では私立大学の中でも地域枠を取り入れる医学部が多数存在しています。
また、医学部地域枠は、大学の所在地だけでなく、遠方の地域が指定されていることもあります。
① 帝京大学(所在地:東京など) →福島・茨城・千葉・静岡
② 近畿大学(所在地:大阪) →静岡・大阪・奈良・和歌山
ですので、「地元の大学に進学し、地元で医師として働く」というパターンのほかにも、「地元の大学に進学し、別の地域で働く(出身地要件に注意)」というパターンや、「都心部の大学に進学し、地元で医師として働く」などのパターンが考えられます。
具体的なケースとしては、
② 都心部の私立大学であれば合格できそう
③ 一方で家庭の経済状況を鑑みると、私立大学への進学は難しい
というような場合に、都心の私立大学に地域枠で受験し、奨学金を受けることで医学部進学を果たすというようなケースが考えられます。
加えて、「卒業後の9年間は指定の地域で勤務する」という条件があることから、地域枠は一般枠よりも偏差値が低い傾向にあります。(詳細は「2-1.医学部地域枠の拡大傾向と偏差値」で解説)
ですので、医師として働きたいという強い意志があるものの学力面で不安がある人は、比較的合格しやすい地域枠を狙って受験するのも一つの戦略となります。
医学部地域枠の拡大傾向と偏差値
医学部の地域枠は、年々拡大傾向にあります。
各大学の医学部のホームページで、「地域枠の募集人数については文部科学省に申請中であり、今後変更する場合があります」といった文言を目にしたことがある方もいるかもしれません。
これは、医師不足解消のために地域枠を増やしていくことが我が国の政策方針となっており、これを受けて各都道府県や大学も地域枠の拡大を目指して毎年募集人数の増加申請を行っていることから、随所で「現在申請中」の文言が見られるという状況になっています。
実際に地域枠の募集人数は年々増加しており、制度が始まったばかりの2007年度には173人でしたが、2022年度には1,573人と10倍近くまで増加しています。
枠が増えたということは、単純に考えれば倍率が下がり、合格できる人も増えるということになります。
そのため、地域枠の偏差値は一般枠よりも2.5~5.0程度低い場合が多くなっています。
ただし、一部の医学部では地域枠の募集人数が非常に少ないことなどから、一般枠よりも地域枠の方が偏差値が高い場合もあります。
<一般枠と地域枠の偏差値の差>
※募集人数が少なく、勤務地が愛知県という比較的都心部に近いことから人気が高い
総じて、地域枠は一般枠に比べて偏差値が低く、合格しやすい傾向にあると言えます。
ただし、「合格すれば必ず入学する(入学確約)」「9年間は地方で勤務する」といった制限があり、ライフプランやキャリアプランにも大きな影響があるため、「3.医学部地域枠のメリット・デメリット」で解説しているように、メリットとデメリットについてもしっかり理解した上で選択することが大切です。
医学部地域枠の定員割れ
国の方針によって地域枠は拡大されつつある一方、制度の履行状況(実際に奨学金を受け取って、地方勤務に従事した学生の数)は芳しくありません。
厚生労働省の調査によると、2008年度から2018年度の11年間の合計募集人数1万835人のうち、2,594人分が履行されずに定員割れしていることが明らかになっています。(参考:医療従事者の需給に関する検討会|厚生労働省(mhlw.go.jp))
ただし、制度の履行状況が芳しくないからといって、「地域枠=定員割れしていて入りやすい」ということではありません。
というのも、出願方式別の履行率を見てみると、出願時点から地域枠を選ぶ「別枠方式」では募集数5,956人、貸与実績5,290人(89%)と非常に高く、一方で入学後に地域枠を選ぶ「手挙げ方式」では募集数4,879人、貸与実績2,951人(60%)と低い数字になっています。
そもそも「手挙げ方式」については、学生たちは地域枠を目指して入学してきているわけでは無いため、必然的に履行率も低くなっていると考えられます。
したがって、履行率を下げているのは地域枠を入学後に選ぶ「手挙げ方式」の方であり、「別枠方式」については多くの医学部で定員が充足しているため、「地域枠=定員割れしていて入りやすい」と考えるのは誤った認識であると言えます。
なお、地域枠の制度は一定の効果を示しているとして、今後も拡大していく方針となっています。
一方で、段階的に増やしてきた医学部全体の定員数は削減し、増え続ける医療費を抑制する方針であることも明らかになっています。(参考:23年度より医学部定員削減へ~「地域枠」で医師偏在は解消できるか~|医学生のフィールド|時事メディカル|時事通信の医療ニュースサイト (jiji.com))
したがって、これからの医学部の募集人数は、
- 地域枠 →増加
- 一般枠 →減少
となるため、今後は勤務先を自由に選べる一般枠の人気がさらに高まる可能性なども考えられます。
医学部の定員数や地域枠の在り方については、医師不足だけなく、少子高齢化や過疎化などの様々な状況を踏まえて今後も方針が検討されていくことになるでしょう。
ですので、医学部を目指している方は社会全体の状況にも目を向け、自分が医師としてどのように働きたいかを考えながら志望校を検討することが大切です。
医学部地域枠のメリット・デメリット
この章では、医学部地域枠を利用して受験するメリットとデメリットを解説していきます。
医学部地域枠のメリット
医学部地域枠を利用して受験するメリットには、
② 一般枠よりも合格最低点が低く受かりやすい
の2点が挙げられます。
返還不要の奨学金が受けられる
地域枠の最も大きなメリットは、返還不要の奨学金が受けられる点です。
地域枠で入学した場合は、都道府県から学生へ奨学金が貸与され、その地域で9年間医師として働く場合は返還が免除されるという仕組みになっています。
地域枠で合格 → 都道府県が学生に奨学金を貸与 →その地域で9年間働くことを条件に返還免除
また、制度によっては授業料だけでなく、プラスαで奨学金を受け取れる場合もあります。
皆さんもご存じのとおり、医学部の学費は非常に高額であり、6年間で掛かる費用は国公立で400万程度、私立では2,000~4,600万円程度となっています。
さらに、下宿をする場合は仕送り等の費用も掛かるため、家計の負担は非常に大きくなります。
そのため、経済的な理由から医学部進学を断念する受験生も多く、開業医の子息などなど経済的に余裕のある人しか医学部を受験しないことが医師不足の要因の一つとして考えられていました。
地域枠は、こうした経済的なハードルを下げることで医学部を受験しやすくし、医師不足を解消するという目的があります。
ですので、経済的な面で医学部への進学をためらっている人は、地域枠を利用しての受験を検討してみるのも良いでしょう。
一般枠よりも合格最低点が低く受かりやすい
地域枠は、一般入試に比べると合格最低点が低いことが多く、受かりやすいと考えられています。
地域枠の合格最低点が低い理由については、卒業後9年間の勤務地が指定されることや、出身地の要件が課されること、合格すれば必ず進学しなければならないことなどから、一般枠で合格できる受験生は一般枠を選ぶことが多く、一般枠では合格が難しい受験生が地域枠で受験をするためと考えられます。
地域枠の本来的な意義としては、返還不要の奨学金を設けることで医学部進学に対する経済的なハードルを下げ、これまで経済的に裕福な家庭のみに開かれていた門戸をより広くするというものがありました。
ただ、制度を実際に運用する中で「勤務地の9年縛り」はデメリットが大きいと感じる学生が多く、経済的な事情というよりは「受かりやすいから地域枠にする」という受験生が増えてしまっているという現状が伺えます。
なお、地域枠で進学したにも関わらず指定された地域で9年間勤務しない場合は、奨学金を高い利子で一括返還しなければならないなどのペナルティが課されます。奨学金の返還義務については、「3-2.医学部地域枠のデメリット」で詳しく解説していきます。
医学部地域枠のデメリット
医学部地域枠を利用して受験するデメリットには、
② 合格した場合は必ず進学しなければならない
③ 地方での勤務を離脱した場合にはペナルティが課される
の3点が挙げられます。
卒業後一定期間(9年間)は指定された地方で勤務しなければならない
地域枠を利用する場合の一番のデメリットは、卒業後の一定期間(多くは9年間)は指定された地方での勤務が義務付けられることです。
医学部で6年間過ごした後、さらに9年間は指定された地域での勤務となると、現役で合格・卒業できたとしても34歳までは地方で過ごさなければなりません。
20代~30代前半というと、結婚や出産といった人生の重大なイベントが生じる時期でもあり、地域枠を利用したがゆえにこれらのタイミングを逃してしまう人もいます。
さらに、ライフプランだけでなく医師としてのキャリアプランにも制限がかかります。
地域枠で指定される勤務地は、へき地や離島といった医療不足が深刻な地域である場合が多いです。
そのため、実際に医師として働く中で「○○科のスペシャリストになりたい」と転科の希望を持ったとしても、その地域の中に希望する診療科が無かったり、人手不足の病院でしか勤務させてもらえなかったりする可能性があります。
あるいは、医療不足の地域では最先端の医療技術や設備に触れる機会も少ないと考えられます。
昨今の医療技術は日進月歩ですので、9年間も最先端の技術から離れた場所で勤務することは、医師としてのキャリアにおいて大きなデメリットになってしまう可能性があります。
合格した場合は必ず進学しなければならない
多くの医学部では、地域枠の出願要件として「合格時の入学確約」が定められています。
つまり、地域枠で受験する場合は、合格すれば必ずその大学の地域枠に進学しなければならないということになります。
ですので、地域枠で受験する場合は、受験する時点で「医学部6年間+地方勤務9年間」という過ごし方について覚悟を持たなければなりません。
20代~30代という人生の重要な時期の過ごし方が制限されることで、ライフプランやキャリアプランにも大きな影響が生じます。
「3-2-①.卒業後一定期間(9年間)は指定された地方で勤務しなければならない」で挙げたようなデメリットもありますので、地域枠に出願する際は「今後15年が決まる」という覚悟を持って挑みましょう。
もちろん、過疎地での医療に携わりたいという思いがあったり、その地方での勤務を強く希望したりする場合など、地方で医師として働くことを目指している方にとっては問題ありませんが、「合格しやすそうだから」と軽い気持ちで受験すると後悔することになるかもしれないため、十分気を付けましょう。
地方での勤務を離脱した場合にはペナルティが課される
地域枠を利用して受験した後に、地方勤務を離脱する(9年経たないうちに別の地方で勤務する)ことになった場合、いくつかのペナルティが課されることになります。
地方勤務を離脱した場合のペナルティは、以下のとおりです。
① 奨学金を高い利子で一括返済しなければならない
② 違約金を払わなければならない場合がある
③ 研修医としての受け入れ先が制限される(ブラックリスト入りする)
まず、「①奨学金を高い利子で返済しなければならない」については、通常の大学の奨学金(日本学生支援機構の第二種奨学金)の利子が1.5%であるところ、地方勤務を離脱し、地域枠の奨学金を返還することになった場合は約10%と非常に高い利子での返還が求められます(※都道府県によって多少異なります)。
また、奨学金は少しずつ変換していくイメージがありますが、地域枠の奨学金については一括返済が求められるケースも多く、例えば6年間で3,000万円の貸与を受けていた場合は、一括で3,300万円を返還しなければなりません。
さらに、都道府県によっては地方勤務を離脱した場合に違約金を支払わなければならない場合があります。
例えば、山梨県では2021年度から違約金制度を導入しており、地方勤務の離脱時期に応じて最大で約842万円の違約金を支払うことが義務付けられています。(参考:医学部地域枠、学生へムチ「違約金」最大842万円 人権侵害の声も:朝日新聞デジタル (asahi.com))
さらに、地方勤務を離脱した場合は、研修医としての受け入れ先が限定される、いわゆる“ブラックリスト”に入れられてしまうことにも注意が必要です。
これは、地方勤務からの離脱者を少なくするために厚生労働省が設けた制度で、厚生労働省は各病院に「卒業予定の地域枠学生リスト」を送付します。
地域枠で指定されていない病院がこれらの学生を受け入れると、地方勤務離脱者を受け入れたということになり、厚生労働省からの補助金が減額されてしまいます。
そのため、地方勤務離脱者を受け入れる病院は非常に少なく、勤務先として選べる場所が非常に限定されてしまうことになります。
こうした違約金やブラックリストの制度については賛否両論がありますが、地域枠で入学したにも関わらず地方勤務を離脱されてしまうと、その地域にとっては大きな痛手となるため、致し方ない面もあるのかもしれません。
いずれにせよ、地域枠での進学は「指定された地域で9年間勤務する」ということが条件になっており、その何よりの目的は「地方の医師不足の解消」です。
地域枠を利用する場合は、これらをきちんと理解した上で出願するようにしましょう。
医学部地域枠の制度や一覧、偏差値、メリット・デメリットのまとめ
この記事では、医学部地域枠の制度や実施大学の一覧、メリットやデメリットについて詳しく解説してきました。
改めてポイントをまとめると、以下のとおりです。
- 地域枠とは、「9年間指定の地方で勤務することを条件に、返還不要の奨学金を受けられる制度」のこと
- 地域枠には、出願から別枠で募集される「別枠方式」と、入学後に地域枠に応募する「手挙げ方式」がある
- 一般枠よりも地域枠の方が偏差値は低い傾向にある
- 地域枠の履行状況は定員割れしているものの、別枠方式においては89%が履行されており、「地域枠=定員割れしていて入りやすい」とは言えない
- 9年間地方で勤務することによって、ライフプランやキャリアプランに大きな制限がかかる点には注意が必要
地域枠は、返還不要の奨学金が受けられるという大きなメリットがある一方、9年間は指定された地方で勤務しなければならないという大きな制限も課されます。
また、地域枠は一般枠よりも偏差値が低いため、「入りやすそう」という理由で選ぼうと考えている人もいるかもしれませんが、9年間の地方勤務はライフプランやキャリアプランに大きな影響を与えるため、慎重に検討する必要があります。
さらに、地域枠で進学したものの途中で地方離脱した場合はペナルティが課されることもあるため、地域枠を利用する場合は「今後15年間の過ごし方が決まる」という覚悟を持って挑む必要があります。
受験生の方の中には、どの大学のどの制度を選べばよいか悩んでいる方も多く、受験が近づけば近づくほど、「入れるならどこでも良い」という気持ちになってしまう方もいるかもしれません。
ですが、「入れそうだから」という理由で地域枠を選んでしまうと、9年間の地方勤務という制限を受ける中で、大きな後悔を感じてしまう可能性があります。
ですので、志望校を選ぶ際には「入れそうだから」という消極的な理由ではなく、「この医学部に入って、こんな医師になりたい」という明確なビジョンを持つことがとても大切です。
明確なビジョンがあればこそ、「志望校に合格するために勉強を頑張ろう」というモチベーションも保つことができます。
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志望校への合格を目指して、一緒に頑張りましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。